【予習シリーズ5年下 第7回】社会攻略ガイド

2026年9月18日

予習シリーズ社会5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第7回 室町時代】【進塾】

予習シリーズ社会5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第7回 室町時代】

〜建武の新政から南北朝の動乱、足利義満の政治、応仁の乱までを1本の線でつなぐ〜

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1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力

予習シリーズ5年下第7回のテーマは「室町時代」です。鎌倉時代同様、まずは政治の流れを1本の線として整理することが効果的です。建武の新政→南北朝の動乱→足利義満の政治→応仁の乱→戦国時代へ、という流れをまず押さえ、そこに産業の発達、村の自治、室町文化といった知識を肉づけしていきましょう。

【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、鎌倉幕府滅亡から南北朝の対立、足利義満による統一と日明貿易、応仁の乱による下剋上の広がりまでの流れを1本につなげて理解できます。あわせて、並び替え問題で狙われやすい3つの一揆の順序や、北山文化・東山文化の違いも具体的に押さえられます。

2. 建武の新政から南北朝の動乱、足利義満の政治まで

◆建武の新政の失敗と南北朝の動乱

鎌倉幕府の滅亡には後醍醐天皇が深く関わっています。後醍醐天皇は、楠木正成らの協力を得るとともに、御家人であった足利尊氏や新田義貞も味方につけて幕府を倒しました。幕府滅亡後、後醍醐天皇は建武の新政と呼ばれる天皇中心の政治を始めますが、武士の慣習を無視した政治に不満が高まり、わずか2年ほどで失敗に終わります。

⚔️ 南北朝の動乱は「2人の天皇」がポイント

建武の新政に不満を持った足利尊氏は、恩賞をめぐって後醍醐天皇と対立し、反乱を起こします。後醍醐天皇は吉野(奈良県)に逃れて独自の朝廷(南朝)を維持し、一方の足利尊氏は京都で別の天皇を立てて北朝としました。この2つの朝廷が並び立つ状態が60年ほど続き、これを南北朝の動乱と呼びます。

◆足利義満の政治:南北朝の合一と日明貿易

3代将軍の足利義満は、南北朝の動乱を終わらせた人物として重要です。守護大名の力を利用しながら、1392年に南北朝を合一し、政治の拠点を京都の室町に移したことから、この政権は室町幕府と呼ばれます。

⛵ 日明貿易は「倭寇」と「勘合」がキーワード

足利義満は、中国の明との貿易にも積極的でした。当時、正式な貿易船と倭寇(日本の海賊)を区別する必要があったため、勘合という証明書を用いた貿易が行われ、これを勘合貿易(日明貿易)と呼びます。輸入品としては明銭が重要です。また、義満は東南アジアの品物を琉球王国を経由して手に入れる中継貿易のルートも活用しました。

室町幕府の組織では、鎌倉幕府の執権にあたる役職として管領が置かれ、関東の支配のために鎌倉府という新しい役所が設けられたことも押さえておきましょう。

3. 応仁の乱と産業・村の自治・室町文化

◆応仁の乱と下剋上の広がり

8代将軍足利義政の後継争いをきっかけに、有力な守護大名たちの対立も絡んで、1467年、応仁の乱と呼ばれる大規模な戦乱が京都で起こりました。この戦乱によって、下の身分の者が実力で上の身分の者を倒して地位を奪うという下剋上の風潮が広がり、戦国時代へと突入していきます。

◆産業の発達:鎌倉時代との比較で押さえる

室町時代には、かんがい技術として水車が本格的に使われるようになり、二毛作も鎌倉時代の西日本中心から東日本にも広がっていきました。肥料には草木灰に加えて人糞も使われるようになります。特産物の生産も本格化し、貨幣経済がさらに浸透したことで、定期市の回数も月6回に増えました。港や寺社の門前には門前町・港町といった町が発展し、商品の運送を担う問屋や、陸上輸送を担う馬借も現れます。金融業では土倉・酒屋が金貸し業を兼ねるようになりました。

◆村の自治と3つの一揆

室町時代には、農民たちが自分たちで自治を行う惣と呼ばれる村が生まれ、寄合という会議で山や用水路の管理、年貢の納め方などを話し合っていました。団結した農民たちは、時に一揆を起こして要求を通そうとすることもありました。

📋 3つの一揆は「応仁の乱を挟んで」順番を覚える

代表的な一揆として、正長の土一揆、山城の国一揆、加賀の一向一揆の3つがあります。並び替え問題で狙われやすいのがこの順序で、正長の土一揆→応仁の乱→山城の国一揆→加賀の一向一揆という順番になります。応仁の乱を真ん中に挟む形で覚えておくと、混乱を防げます。

◆室町文化:北山文化と東山文化

室町時代の文化は、足利義満の頃に栄えた北山文化と、8代将軍足利義政の頃に栄えた東山文化の2つに分けられます。北山文化を代表する建物が金閣、東山文化を代表する建物が銀閣です。この時代の文化全体を通じて、幕府が保護した臨済宗(禅宗)の影響が見られる点も特徴です。芸能では、観阿弥・世阿弥によって大成された能や、能の合間に演じられる喜劇である狂言が発達しました。絵画では雪舟による水墨画が有名です。文学では、御伽草子と呼ばれる絵入りの物語(「浦島太郎」などが代表例です)が庶民に親しまれました。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

室町時代は、建武の新政の失敗→南北朝の動乱→足利義満による統一と日明貿易→応仁の乱→下剋上・戦国時代へ、という政治の流れを1本の線として押さえることが最大のポイントです。3つの一揆の順序、北山文化・東山文化の違いといった細かい知識も、この大きな流れに沿って整理すると記憶に残りやすくなります。

📺 動画インデックス:各回の解説へ直行

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学習回主なテーマ解説を再生する
第7回 室町時代 ▶ 再生開始 (22:50〜)

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