2026年8月23日
予習シリーズ社会5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第18回 昭和時代(1)】
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ5年下第18回のテーマは「昭和時代(1)」です。今回は戦争関連の内容がほとんどを占めており、非常に細かく出来事が続くため整理がしづらい単元です。大きく分けると、世界恐慌から二・二六事件までの流れと、日中戦争から終戦までの流れという2つのカテゴリーで捉えると理解しやすくなります。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、世界恐慌→満州事変→五・一五事件→国際連盟脱退→二・二六事件→日中戦争→国家総動員法→日独伊三国同盟→太平洋戦争→終戦という長い流れを、1本の線としてつなげて理解できるようになります。特に出来事が集中する1945年については、別枠で整理する押さえ方も紹介します。
2. 世界恐慌から満州事変、二・二六事件まで
◆世界恐慌と日本の不況
1929年、アメリカのニューヨークで株価が大暴落し、世界恐慌が発生しました。アメリカと取引していた国々も次々と不況に陥り、日本も生糸などをアメリカに輸出できなくなったことで大きな打撃を受けます。農村では困窮した家庭も現れ、工業製品の値段も下がり、失業者が増えるという状況(昭和恐慌)に陥りました。日本は軍需産業への投資や公共事業などの対策を行いましたが、その恩恵を受けたのは主に財閥であり、一般国民の生活が上向くことはあまりありませんでした。
💴 満州事変は「不況からの脱出」がきっかけ
不況にあえぐ中、陸軍の一部(特に中国東北部にいた関東軍)は、資源が豊富な満州を占領することで日本を立て直そうと考えます。1931年、南満州鉄道爆破事件(柳条湖事件)を中国軍の仕業に見せかけて起こし、これを口実に満州を占領しました。この一連の事件を満州事変といい、満州国が建てられました。当時、この動きは国民から好評だったとされています。
◆五・一五事件から二・二六事件へ
満州国の建国に反対する勢力もあり、当時の首相である犬養毅は満州国に反対する立場を取っていました。しかし1932年、犬養毅は海軍の青年将校によって暗殺される五・一五事件が起こります。これをきっかけに政党政治は終わりを迎え、軍隊の発言力が強まっていきました。国際的にも、国際連盟が派遣したリットン調査団によって満州国建国の不当性が明らかになり、1933年、日本は国際連盟からの脱退を選びます。そして1936年、今度は陸軍の青年将校らが起こす二・二六事件が発生し、政府要人が襲われました。この事件は鎮圧されましたが、以後、軍の力がさらに強まり、日本は軍国主義の道を進んでいくことになります。
3. 日中戦争から太平洋戦争、終戦まで
◆日中戦争のはじまりと国家総動員法
満州は中国の領土であったため、日本と中国の間ではいつ戦争が起きてもおかしくない緊張状態が続いていました。1937年、北京郊外の盧溝橋で日本軍と中国軍が衝突する盧溝橋事件が起こり、これが日中戦争へと発展します。フランス・ソ連・アメリカなどが中国を支援したこともあり、戦争は日本の予想以上に長引きました。そのため1938年、戦争に必要な人や物資を政府が思い通りに動かせるようにする国家総動員法が制定されます。
🌏 第二次世界大戦から太平洋戦争へ
1939年、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まりました。日本とドイツは共にアメリカを警戒する立場にあったことから、1940年、日独伊三国同盟を結びます。同じ年、日本国内でも政党を解散して戦争に協力する体制を作る大政翼賛会が結成されました。1941年には日ソ中立条約を結んでソ連からの攻撃に備えつつ、アメリカとの交渉が決裂したことで、1941年12月8日、日本はハワイの真珠湾を攻撃し、太平洋戦争が始まります。
開戦当初、日本は東南アジア地域を次々と制圧し、この占領地域を大東亜共栄圏と名付けました。この時の内閣総理大臣は東条英機です。しかし、ミッドウェー海戦での大敗を境に戦況は悪化し、サイパンが陥落したことでアメリカ軍による日本本土への空襲が可能になります。学童疎開、配給制、隣組、竹槍訓練、学徒出陣といった、国民生活が大きく変化した出来事もこの時期に集中しています。
📅 1945年は月ごとに出来事を並べて覚える
1945年は特に出来事が多いため、月ごとに整理しておくと安心です。3月に東京大空襲、4月に沖縄戦、そして8月6日に広島へ原子爆弾が投下され、8月8日にソ連が日ソ中立条約を破って対日参戦、8月9日に長崎へ原子爆弾が投下されました。そして8月15日、日本はポツダム宣言を受け入れて終戦を迎えます。天皇がラジオ放送で国民に終戦を伝えたことも押さえておきましょう。
◆第二次世界大戦とユダヤ人迫害
第二次世界大戦に関連して、ドイツのヒトラーによるユダヤ人迫害についても押さえておく必要があります。ユダヤ人は強制収容所に送られ、その中でもアウシュビッツ強制収容所は特に有名で、試験にも用語として問われることがあります。なお、ユダヤ人のドイツ脱出を助けるためビザを発行した日本の外交官、杉原千畝の名前も重要な人物として押さえておきましょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
昭和時代(1)は、世界恐慌→満州事変→五・一五事件→国際連盟脱退→二・二六事件→日中戦争→国家総動員法→日独伊三国同盟→太平洋戦争→原子爆弾投下→ポツダム宣言受諾、という長い流れを1本の線としてつなげて覚えることが最大のポイントです。特に1945年は出来事が集中するため、月ごとに整理して押さえておくと安心です。
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| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第18回 | 昭和時代(1) | ▶ 再生開始 (19:23〜) |
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