【予習シリーズ5年上巻】第1回 社会「日本の水産業」暗記の極意

2026年4月21日

【予習シリーズ5年上巻】第1回 社会「日本の水産業」暗記の極意【進塾】

新小5上巻・第1回「社会」の学習法
水産業の暗記を極める

〜海流の原理からEEZの概念まで、理屈で覚える社会〜

1. はじめに:第1回社会の重要性

 5年生の社会第1回は「日本の水産業」です。この単元は、入試でも頻出のデータや地名が数多く登場し、第1回の中で最も「暗記の正確さ」が求められる単元と言っても過言ではありません。

 しかし、単なる丸暗記ではすぐに忘れてしまいます。今回は、比喩や理屈を用いて「なぜそうなるのか」を紐解きながら、効率的に知識を定着させる方法を解説します。

2. なぜ「親潮と黒潮の潮目」は魚が獲れるのか?

 水産業を語る上で欠かせないのが海流です。特に、冷たい「親潮」と温かい「黒潮」がぶつかる三陸海岸沖などの「潮目」は絶好の漁場になります。その理由を「お風呂」に例えてみましょう。

🌊 お風呂の原理とプランクトン

お風呂を放置すると下の方が冷たくなりますよね。冷たい水には「下に沈む力」があります。冷たい親潮が勢いよく沈み込むことで、海底の土が強く掘り返されます。

すると、海底に溜まっていた栄養分(ミネラル)が海面付近に巻き上げられます。それを食べにプランクトンが集まり、さらにそれを狙って魚が大群で押し寄せるのです。北の海が濁って見えるのは、このミネラルとプランクトンが豊富な証拠です。

 また、東シナ海に広がる「大陸棚」も重要です。水深が200m程度と浅いため太陽の光が届きやすく、植物プランクトンが育ちやすいため、ここも豊かな漁場となります。

3. 排他的経済水域(EEZ)を「マンションの廊下」で理解する

 日本の遠洋漁業が衰退した大きな理由の1つが「排他的経済水域(200海里 / 約370km)」の設定です。この概念を日常に置き換えて理解しましょう。

 領海が「自分の家の庭」だとしたら、排他的経済水域は「自分の家の前の廊下や道路」です。他人がそこを通るだけならまだしも、勝手に自転車を置いたり(外国船が魚を獲ったり)されると困りますよね。だからこそ、自分の家の前の資源は自分で守るというルールができたのです。

4. 「養殖」と「栽培漁業」の違いと、漁港の暗記

 「育てる漁業」には2種類あります。この違いを明確にしておきましょう。

養殖 卵から大人の魚になるまで、ずっと人間の手(いけす等)で餌を与えて育てる方法。計画的に出荷でき収入が安定しますが、餌代がかかり「赤潮」の被害を受けやすい弱点があります。
栽培漁業 稚魚まで育てたら海や川に放流し、自然の中で育った大人を捕まえる方法。鮭のように「生まれた川に戻ってくる習性」を利用することで、餌代を浮かせることができます。

 また、主要な漁港の暗記は必須です。「釧路・八戸・銚子・焼津・境港」の5つは確実に押さえ、「焼津=遠洋漁業の基地」といった特徴や、マグロ=はえ縄、カツオ=一本釣りなどの「魚と漁法」もセットで覚えましょう。

5. まとめ・解説動画

 水産業の暗記は多岐にわたりますが、海流の原理やEEZの概念など、背景にある理由を理解することで定着率は格段に上がります。週テストに向けて、まずは基本の5漁港と海流の名前から確実にマスターしていきましょう。

全教科について詳しく解説しているので、是非動画も参考にしてください。

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