予習シリーズを使用した6年生の勉強法

2024年8月3日

予習シリーズを使用した6年生の勉強法

予習シリーズ6年生の概要

予習シリーズの構成(主な教材)

  • 予習シリーズ
    予習シリーズは、首都圏最難関校から中堅難関校までの学習内容を網羅した教科書の位置づけとなるテキストです。国語、算数、理科、社会の各科目ごとに分かれており、6年生の学習内容を体系的に学ぶことができます。予習シリーズを使うことで、効率的に学習を進めることができます。特に6年生は受験を控えているため、予習シリーズを用いた学習は重要です。
  • 演習問題集
    予習シリーズで学習した内容の理解を深めるための問題集です。基本問題から応用問題まで幅広く収録されており、予習シリーズの学習内容を実践的に確認できます。国語、算数、理科、社会の各科目ごとに分かれており、どの科目も6年生の演習問題集に関しては、かなり実践的な内容が収録されています。
  • 計算・漢字とことば
    算数の計算問題や国語の漢字・語彙を重点的に学習するための教材です。毎日の学習に取り入れることで、基礎力の向上が期待できます。6年生は特に計算力と語彙力の強化が重要です。予習シリーズと併用することで、基礎力をしっかりと固めることができます。
  • 四科のまとめ
    中学受験に必要なすべての単元が網羅された総復習に最適な教材です。各科目の重要ポイントをコンパクトにまとめてあり、短期間で効率よく復習できます。6年生の学習内容を総ざらいするのに役立ちます。6年生の春期講習明けから6年生の夏期講習タイミングには始められると理想的な教材となっています。予習シリーズで学んだ知識を整理し、四科のまとめを使って効果的に復習しましょう。

6年生の学習ポイント

6年生は受験に向けた最終段階の学年です。ここでは、各単元の総復習と志望校に向けた弱点発見とその強化が求められます。予習シリーズを効果的に使い、学習計画を立て、日々の学習を確実にこなしていくことが重要です。予習シリーズは良くも悪くも毎週決められたカリキュラムを順序だてて学習する教材となっていますので、志望校に向けた弱点発見とその強化への切り替えタイミングが非常に重要となります

予習シリーズを使った勉強法の流れ

予習シリーズ6年生上巻の勉強法

上巻は2月から7月までの期間に学習します。この時期は基礎力の徹底と、各科目の重要単元の理解に重点を置きます。特に6年生の教材は、4年生、5年生までで学習した単元を大雑把にまとめて1単元としているため、すべての単元を難問まで仕上げることは非常に難しいです。毎日の学習計画を立て、計画通りに進めることが大切です。予習シリーズを活用して、効率的に学習を進めましょう。特に6年生の初期段階で基礎をしっかり固めることは、後の応用力を高めるために非常に重要です。また、予習シリーズの上巻を使用して、基礎的な内容を確実に理解し、反復練習を行うことで、知識の定着を図ります。

予習シリーズ6年生下巻の勉強法

下巻は9月から1月までの期間に学習します。ここでは、上巻よりもより入試に近い問題を取り入れ、実践力を養います。予習シリーズ6年生下巻を最後まで使用することで、今までとは違った角度で総復習を行うことができるようになっていますが、良くも悪くも満遍なく学習を行うことになりますので、志望校対策を効率よく行うためにはどこかのタイミングで、予習シリーズの進行から離れる必要があります。そのタイミングの見極めは非常に重要になります。また、予習シリーズ6年生下巻は、「難関校対策」と「有名校対策」の2種類に各科目分かれています。難易度が異なっておりますので、どちらを使用するかの判断も予習シリーズ6年生下巻を使う上で重要なことになります。

予習シリーズを使った各科目の勉強法

6年生の算数

  • 予習シリーズ上巻算数(2月から7月)
    基礎的な問題から応用問題まで学習状況に合わせて演習が行えるようになっています。予習シリーズ6年生上巻は、予習シリーズ4年生上巻、予習シリーズ4年生下巻、予習シリーズ5年生上巻、予習シリーズ5年生下巻に収録された内容を14単元にまとめた形式となっています。6年生になるまでに学習した内容の中で、穴になっている単元を見つけ出しやすく構成されています。一方で、毎回少しずつ新しい内容が収録されていますので、都度しっかり確認する必要があります。
  • 予習シリーズ下巻算数(9月から1月)
    予習シリーズ6年生上巻と同様に、予習シリーズ4年生上巻、予習シリーズ4年生下巻、予習シリーズ5年生上巻、予習シリーズ5年生下巻に収録された内容を1つの教材にまとめた形式となっています。予習シリーズ6年生上巻と夏期講習教材で、総復習を2周回した想定となりますので、説明は少なめとなっておりかなり問題が多く用意されています。満遍なく総復習をすることが必要であれば、有効に活用できる教材となっております。

6年生の国語

  • 予習シリーズ上巻国語(2月から7月)
    文章テーマ別に読解力を養うことに重点を置きます。物語文や説明文の読み方、重要語句の意味をしっかりと理解しているかのチェックを行いながら、中学受験の国語で頻出となる文章テーマを予習シリーズで強化しましょう。小学生には、なかなか難しいテーマも含まれていますので、各テーマでポイントとなりやすい事柄、考え方を理解し、重要なポイントを見極める力を養います。また、予習シリーズに沿って漢字や語彙の練習を行い、基本的な言語力を向上させます。
  • 予習シリーズ下巻国語(9月から1月)
    設問形式別に読解力を養うことに重点を置きます。選択問題・記述問題や言い換え問題など、読解力や表現力を問われる問題にも対応できるように練習します。予習シリーズの下巻を使い、実践的な国語力を身につけましょう。特に記述問題では、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。予習シリーズを活用して、具体的な表現力を鍛えましょう。

6年生の理科

  • 予習シリーズ上巻理科(2月から7月)
    礎的な問題から応用問題まで学習状況に合わせて演習が行えるようになっています。これは、算数と同様となりますが、予習シリーズ6年生上巻は、予習シリーズ4年生上巻、予習シリーズ4年生下巻、予習シリーズ5年生上巻、予習シリーズ5年生下巻に収録された内容を14単元にまとめた形式となっています。ただ、問題は収録されておらず、完全に教科書という位置づけとなります。そのため、問題演習はすべて演習問題集で行う形式になっています。すべての内容が教科書形式で収録された教材は、6年生の総復習を行うタイミングでは常に分からないことを調べる必要があるため、かなり重宝します。
  • 予習シリーズ下巻理科(9月から1月)
    予習シリーズ6年生上巻と同様に、予習シリーズ4年生上巻、予習シリーズ4年生下巻、予習シリーズ5年生上巻、予習シリーズ5年生下巻に収録された内容を1つの教材にまとめた形式となっています。ただ、予習シリーズ6年生上巻とは異なり、問題演習形式となっています。問題の解説が、教科書代わりになっている形式となっています。予習シリーズ6年生上巻とセットで使うとよい教材となっています。

6年生の社会

  • 予習シリーズ上巻社会(2月から7月)
    社会は、他の科目と異なり予習シリーズ6年生上巻では、公民分野の新単元を導入することがメインテーマとなっています。日本国憲法や国会、内閣、裁判といった内容に触れていきます。地理や歴史の復習に関しては、大雑把なものになっているので、地理と歴史の復習は四科のまとめで行っておくとよいです。
  • 予習シリーズ下巻社会(9月から1月)
    予習シリーズ4年生上巻、予習シリーズ4年生下巻、予習シリーズ5年生上巻、予習シリーズ5年生下巻、予習シリーズ6年生上巻で学習してきた内容を教科書形式で纏められた形式となっています。重要内容がきれいにまとまった教材となっているので、過去問の解きなおしの際に知識を確認するといった目的で、予習シリーズ6年生下巻を使用すると効率の良い学習ができます。

6年生の予習シリーズに関するよくある質問

予習シリーズはどこで購入できますか?

予習シリーズは四谷大塚のオンラインショップで購入できます。

予習シリーズだけで中学受験に合格できますか?

予習シリーズは非常に優れた教材です。一通りの教材を網羅することで、最難関中学校の問題まで対応することは可能になっています。一方で、基礎の徹底によって合格を勝ち取ることのできる準中堅校を目指している場合には、予習シリーズではない教材で学習することでより最短経路で志望校を目指すことができます。もし、志望校に合わせた最適な教材について知りたいということでしたら、進塾へご相談ください。

予習シリーズの復習方法は?

復習は、学習した内容を定着させるために重要です。定期的に過去に学んだ内容を見直し、問題を解き直すことで、理解を深めます。6年生の学習内容もしっかりと復習し、確実に定着させましょう。予習シリーズを使った復習では、一度間違えた問題に対応する問題を演習問題集から選び、繰り返し学ぶことが大切です。間違えた問題や理解が不十分な箇所を重点的に復習することで、効果的に知識を定着させることができます。

予習シリーズのスケジュール管理のコツは?

計画的に学習を進めるために、スケジュールを立てることが重要です。毎日の学習時間を決め、無理のない範囲で進めることを心掛けましょう。6年生の学習は、計画的なスケジュール管理が鍵となります。通塾している塾のスケジュールと照らし合わせ、次の週に単元を持ち越すことのないように予習シリーズのスケジュール通りに学習計画を立てることが大切です。その際には、各科目のバランスを考慮し、効率的に進めることが大切です。算数は最も重要な単元ですが、算数にのみ時間を使うことは禁物です。また、スケジュールには余裕を持たせ、予期せぬ変更にも柔軟に対応できるようにしましょう。

進塾の中学受験コース紹介

進塾の中学受験コースは、志望校合格に向けた専門的なカリキュラムを提供しています。経験豊富な講師陣が、各生徒の学力や目標に合わせた指導を行い、入試問題の徹底分析を基にした効率的な学習を実現します。特に、志望校の傾向に合わせた特別対策授業や模擬試験を通じて、受験本番に向けた実践力を養います。さらに、保護者との連携を強化し、家庭学習のサポートや受験に関する相談を積極的に行っています。

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