2023年1月21日
2023年淑徳与野中学校の受験者数・合格者数推移
淑徳与野中学校
入試年度 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 |
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受験者数 | 1705 | 1679 | 1601 | 1690 |
合格者数 | 884 | 875 | 807 | 896 |
実質倍率 | 1.92 | 1.91 | 1.98 | 1.88 |
2023年淑徳与野中学校の入試問題分析
算数<2023年淑徳与野中学校>
満点 | 100 |
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受験者平均 | 65.9 |
合格者平均 | - |
- 大問1:小問集合(計算問題・数の性質) 計3題出題されており、(1)2023にちなんだ計算、(2)還元算、(3)分母が144の既約分数の数を答える問題が出題されました。どれも、淑徳与野中学校を目指す受験生であれば、目にしたことのあるレベルの問題となっております。しっかり得点源にしていきましょう。
- 大問2:小問集合(図形) 多角形の角度、面積比、相似の利用、回転体の計4題が出題されています。一般的な中学受験教材に収録されているレベルにはなりますが、(3)に関しては、若干工夫が必要になります。長方形の面積を求める問題であるため、たて(BF)とよこ(BG)の長さを求めたいですが、なかなか求めることは出来ません。そのため、たて(BF)×よこ(BG)を一気に出すという工夫が必要になります。イメージは半径を出さずに、半径×半径を求める図形問題のイメージです。
- 大問3:小問集合(食塩水・周期) 食塩水と周期に関する問題が出題されています。食塩水に関しては、どの中学受験教材でも扱われる範囲のパターン問題になります。周期に関しては、計算の工夫が必要となります。①と②の問題文が数字のみ異なっています。要するに、①では、手作業で問題に取り組み、そこから得た知識で②に取り組みましょう!ということです。闇雲に、①から計算を意識し過ぎてしまうと躓いてしまうかもしれませんので、要注意です。
- 大問4:旅人算(ダイヤグラム) ダイヤグラムから読み解く問題となっています。ダイヤグラムは、問題文に図示されているため、特に自分で作成する必要性はありません。ダイヤグラムから、相似を発見し、利用できれば、この問題に時間はかかることなく得点源にできるでしょう。しかし、普段から相似を見つける習慣がついていない受験生は、どうしていいか分からなくなってしまうかもしれません。
- 大問5:規則性 規則性の問題となっていますが、この問題に関する会話文の穴埋めをするという少々変わった形式の出題となっています。会話文の穴埋めとなっているため、誘導に対応しながら考える必要があるため、本質をしっかり理解していなければ少々混乱をしてしまう受験生もいるかもしれませんが、内容は一般的なレベルでしっかり得点源にしたい内容となっています。
- 大問6:水量とグラフ 蛇口が2つ用意されているため、少々複雑なように見えるかもしれませんが、難易度はそれほど高くはありません。しきいのある容器に水を入れるような水量に関する問題は、2020年にも出題がされており、淑徳与野中学校に対する対策をしっかり行ってきた受験生には、「過去問で見た!」となったことでしょう。
- 大問7:図形の移動(作図) 淑徳与野中学校の入試問題と言えば、図形の移動です。毎回、作図が出題されていますので、淑徳与野中学校が志望順位の高い受験生は対策をしていたことでしょう。例年、淑徳与野中学校の図形の移動は目新しい複雑な問題であることが多いのですが、今回はそれほどの問題ではありません。それほど対策を重ねていない受験生でもしっかり得点源にできたことでしょう。
国語<2023年淑徳与野中学校>
満点 | 100 |
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受験者平均 | 56.9 |
合格者平均 | - |
- 大問1:小問集合あああ
- 大問2:小問集合あああ
- 大問3:小問集合あああ
- 大問4:小問集合あああ
理科<2023年淑徳与野中学校>
満点 | 50 |
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受験者平均 | 29.7 |
合格者平均 | - |
- 大問1:小問集合あああ
- 大問2:小問集合あああ
- 大問3:小問集合あああ
- 大問4:小問集合あああ
社会<2023年淑徳与野中学校>
満点 | 50 |
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受験者平均 | 29.8 |
合格者平均 | - |
- 大問1:歴史総合(一部地理と公民)全体的にはごく基礎的な問題ばかりですので、それほど失点はできません。問6に関しては、正直に言えばそれほど学習しない(場合によっては全く学習しない)分野ですから、ここは落としても仕方はないです。問7の②は資料を見ての記述ですが、与えられているヒントは分かりやすいので何らかしらは書けるでしょう(何も書かないのはいけません)。結論として、難易度は普通よりやや易しいです。
- 大問2:地理総合(九州地方がややメイン)全体としては大問1と同様に難易度はごく普通です。地形図が入っています。地形図に限って言えば、覚えているから答えられるという性質のものではないため、苦手であれば早くから適度で良いですがコンスタントに演習と解説を受けることが大事でしょう。問3は九州地方の各県の農業生産額のグラフから答えさせる問題ですが、こういう資料から「何かを当てる」という問題は近年ではどこの学校でも頻出です。細かい数字まで記憶する必要はないですが、各農産物に関しての各都道府県の順位は正確に記憶しておく必要があるでしょう。
- 大問3:公民(一部、時事問題)テキストの学習で解けるものがほとんどですが、問3と問4に関してはズバリ時事問題です。とはいえ、ニュースではよく見る用語ですから、これに関しての対策は、よく言われることですが「普段からニュースに親しんでおく」」というのが一番の近道と言えます。
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