2023年入試問題分析~栄東中学校編~

2023年1月11日

2023年栄東中学校の受験者数・合格者数推移

栄東中学校 A日程

男子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 4963 4400 3874 3988
合格者数 3247 3084 2635 2613
実質倍率 1.52 1.42 1.47 1.52
女子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 2736 2481 1950 2130
合格者数 1649 1619 1203 1308
実質倍率 1.65 1.53 1.62 1.62

栄東中学校 B日程

男子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 1213 925 1039 1045
合格者数 477 386 507 418
実質倍率 2.54 2.40 2.05 2.50
女子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 761 582 584 613
合格者数 314 258 229 253
実質倍率 2.42 2.26 2.55 2.42

栄東中学校東大特待Ⅰ

男子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 970 867 713 894
合格者数 501 444 351 471
実質倍率 1.93 1.95 2.03 1.89
女子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 270 249 239 260
合格者数 103 97 74 100
実質倍率 2.61 2.56 3.22 2.60

栄東中学校東大Ⅱ

男子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 424 345
合格者数 229 189
実質倍率 1.85 1.83
女子
入試年度 2023 2022 2021 2020
受験者数 173 161
合格者数 68 64
実質倍率 2.54 2.52

2023年栄東中学校の入試問題分析

算数<2023年栄東中学校>

満点 150
受験者平均 79.8
合格者平均 -
  • 大問1:小問集合あああ
  • 大問2:小問集合あああ
  • 大問3:小問集合あああ
  • 大問4:小問集合あああ

国語<2023年栄東中学校>

満点 150
受験者平均 89.1
合格者平均 -
  • 大問1:漢字の書き取り用語を選択した上で書き取る必要があり、日本語の意味もわからないと解けないようになっています。とはいえ、難易度が高いというわけではないのでここは落としてはなりません。
  • 大問2:用語の選択単純に日本語の用語を問う問題です。全てを網羅的に対策をすることは「日本語」ですからなかなか難しいです。用語を習得する問題集などは販売されているため、そういったものを一冊仕上げておくと良いです。大人なら解けてしまうものですから、こういう問題の不出来は普段の読解量に比例するかと思います。
  • 大問3:論説文概ね例年通りの難易度です。難しそうに見えて選択肢や記述ともにそれほど難しくはありません。慎重にかつ手際よく解いていく必要があるでしょう。最後の設問が作文となっています。解答欄としては3行程度ですから、「自分の意見」と「それを明確に支える理由を2~3挙げる」の二本柱で考える癖をつけて簡潔に表現する訓練が必要です。
  • 大問4:物語文なかなかの文章量です。そういう意味では大問3ではそれほど時間はかけられないということを意味します。選択肢問題などは読解しながら解いていく方が効率的です。問5などは会話を入れる問題ですが、なかなか頭を使います。時間もかかるため、余計に他の選択肢問題などは手際よくといていく必要があります。最後の設問は例年通り長文記述です。まず、解答の核を明確にして箇条書きして、それをもとに「なぜ」「なにが」「なにを」など必要に応じて膨らませて考えると首尾よく解けるようになっています。

理科<2023年栄東中学校>

満点 75
受験者平均 43.9
合格者平均 -
  • 大問1:小問集合あああ
  • 大問2:小問集合あああ
  • 大問3:小問集合あああ
  • 大問4:小問集合あああ

社会<2023年栄東中学校>

満点 75
受験者平均 47.6
合格者平均 -
  • 大問1:地理総合難易度は標準です。近年の傾向としてはグラフを読み取らせて解答させるものが多く今年もそうでした。問3は自分で考えて解く問題です。基本的には初見となります(つまり、記述の練習をたくさんつんでも同じ問題は出ないということです)。対策としては過去問、公立中高一貫校で似たような設問を引っ張ってくるなどで訓練すると良いでしょう。
  • 大問2:歴史総合難易度は概ね標準ですが、問3や問13など初見の資料を読み取って記述させる問題があるので、ここは難しいです。地理の場合もそうですが、ここはやはり「東大入試」を意識した出題になっています。類題などで対策することはほぼ不可能ですから、地理と同様に初見で記述する訓練を積まなければなりません。
  • 大問3:公民総合公民は素直な問題です。ただ、問われる知識がやや細かいです。テキストの太字や字面のみで解ける性質のものではなく、公民で得点をしっかり取るにはじっくり腰を据えて学習する必要があります。とはいえ、問題数からしてあくまで地歴が優先です。公民の場合は細かくだされるとどこまで手を広げるのかわからなくなりますから、深みにはまらないようにしましょう。
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