2026年5月9日
【予習シリーズ5年上 第11・12回】理科攻略ガイド
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目次
1. はじめに:本記事を読んで得られる情報
予習シリーズ5年生上巻の第11回は「植物の成長(生物分野)」、第12回は「水溶液の濃さ(化学計算分野)」を学習します。一方は膨大な暗記、もう一方は複雑な計算と、全く異なる能力が求められるため、ここでつまずいてしまう受験生が非常に多いです。
本記事では、第11回の植物分野において、ただの丸暗記を脱却し「なぜそういう構造になっているのか?」という理由から知識を定着させる方法を解説します。また、第12回の水溶液では、多くの生徒が陥る**「算数の食塩水問題と、理科の食塩水問題の決定的な違い」**について詳しく紐解きます。この記事を読めば、本質的な理解が深まり、テストでのケアレスミスを防ぐことができるようになります。
2. 【第11回】植物の成長:丸暗記ではなく「理由」をセットにする
植物の単元は覚えることが非常に多いですが、単純な丸暗記では応用問題に対応できません。「作り」と「役割」、そして「なぜその役割を持っているのか(理由)」の3つをセットにして覚えることが最大のポイントです。
発芽と成長の条件:対照実験をマスターする
種子の発芽には「水・適温・空気」が必要であり、その後の成長にはさらに「日光・肥料」が必要になります。ここでよく出題されるのが**「日光を当てなかった植物はどうなるか?」**という問題です。
「日光が当たらないなら成長しないのでは?」と思いがちですが、実際には**「ヒョロヒョロと草丈が高く」**なります。これは、植物が「光を求めて必死に背を伸ばそうとするから」です。こういった「なぜ?」を理解しておくと、知識が強固になります。
受粉の仕組み:虫媒花と風媒花の違い
「花びらがある植物」と「ない植物」が存在するのはなぜでしょうか?
- 虫媒花(ちゅうばいか):虫に花粉を運んでもらうため、目立つための「花びら」や、虫を惹きつける「蜜・匂い」が必要です。
- 風媒花(ふうばいか):風に花粉を運んでもらうため、目立つ必要がありません。花びらを持たず、風を受けやすい形をしています。
真果と偽果(ぎか)の違い
果実は通常、めしべの根元にある「子房(しぼう)」が膨らんでできますが、中には「花たく」と呼ばれる別の部分が膨らんでできるものがあります。これを**偽果(ぎか)**と呼びます。
代表的な偽果である「りんご・なし・いちご」は、入試でも頻出ですので確実に暗記しておきましょう。
3. 【第12回】水溶液の濃さ:知識の定着と「算数との違い」
第12回は、受験生が最も苦手とする「化学の計算分野」です。偏差値50を目指す場合は、いきなり計算問題に飛びつくのではなく、まずは**「言葉の定義(溶質・溶媒・溶液・飽和)」**を完璧に暗記することから始めてください。
溶解度グラフの性質を理解する
個体を水に溶かす場合、一般的には水温が高いほどよく溶けますが、物質によってその性質は大きく異なります。
- 食塩:温度が上がっても、溶ける量はほとんど変わりません。
- ホウ酸:0℃ではほとんど溶けませんが、温度が上がると劇的に溶ける量が増えます。(※それでも食塩の溶ける量を超えることはありません)
- 水酸化カルシウム:個体としては珍しく、温度が低い方がよく溶け、高くなると溶けにくくなる特殊な性質を持っています。
また、気体(二酸化炭素など)も温度が低い方がよく溶けます。「温かいコーラはすぐに炭酸が抜けてしまう」とイメージすると覚えやすいです。
要注意!算数と理科の「食塩水問題」の違い
💡 計算ミスの罠:分母の数字に気をつけろ!
算数の食塩水問題と、理科の食塩水問題には、問題文の出題傾向に決定的な違いがあります。
- 算数の場合:「200gの食塩水に〜」というように、全体(水溶液)の重さがキリの良い数字になっていることが多いです。
- 理科の場合:「100gの【水】に、5gの食塩を溶かしました」というように、水の量が基準になることが多いです。この場合、全体の重さは「105g」になります。
算数の感覚で解いていると、うっかり分母を「100」にして計算してしまいがちですが、正しくは「5 ÷ 105」です。理科の計算では割り切れない小数になることが多く、「四捨五入して小数第1位まで求めよ」といった計算力も同時に問われます。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
植物の分野は、「なぜそういう作りになっているのか」という理屈を伴って暗記することが重要です。一方、水溶液の分野は、まずは「溶液」や「飽和」といった言葉の定義と溶解度のグラフの特徴を頭に入れ、その後に「理科特有の計算の罠(分母がキリの良い数字にならない)」に気をつけて問題演習に取り組みましょう。
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