2026年1月22日
【大学受験】東京都内国公立大学 偏差値ランキング!科目数や入試形式も解説
目次
1. はじめに
本記事では、東京都内にある国立大学(一部、東京都立大学を含む)全11校の最新偏差値ランキングをご紹介します。大学受験において偏差値は重要な指標の一つですが、国公立大学の場合、試験科目数や配点比率によってその数値が大きく変動することをご存じでしょうか。一見すると偏差値が低く見える大学でも、実は科目負担が非常に重く、実質的な難易度は高いというケースも少なくありません。逆に、特定の科目に特化することで高偏差値が出やすくなっている大学もあります。本記事では、河合塾の偏差値データを基にしたランキング形式で各大学を紹介しつつ、単なる数字の比較にとどまらない「入試科目」や「試験方式」の観点から、それぞれの大学のリアルな難易度や特徴を徹底解説していきます。
2. 11位・10位:理系単科大学のリアルな難易度
ランキングのスタートとなる第11位は「電気通信大学(偏差値55.0)」、第10位は「東京海洋大学(偏差値57.5)」です。ここで注目すべきは、電気通信大学の偏差値がなぜこの位置なのかという点です。同大学の情報理工学域(I類)は、共通テストで5教科7科目、2次試験でも数学(数III含む)、英語に加え、物理・化学・情報から2科目を選択する4科目入試を課しています。科目数が非常に多いため、偏差値という数値自体は控えめに出る傾向がありますが、学習負担は非常に重く、実力のある受験生が集まる硬派な理系大学です。2次試験で「情報」が選択できるのも大きな特徴と言えるでしょう。 一方、第10位の東京海洋大学(海洋生命科学部)は、2次試験において英語がなく、数学(数IIIなし)と理科1科目のみという比較的軽量な入試方式を採用しています。科目負担が軽いため、特定の科目が得意な層が集中しやすく、偏差値がやや高めに出ている可能性があります。このように、下位にランクインしているからといって必ずしも入りやすいわけではなく、科目数の多寡が偏差値に大きく影響していることを理解しておく必要があります。
3. 同率6位:入試方式の多様性が光る4大学
偏差値60.0で同率6位に並んだのは、「東京学芸大学」「東京都立大学」「東京農工大学」「東京芸術大学」の4校です。このゾーンは非常にバラエティに富んだ入試方式が混在しています。例えば、教員養成系の東京学芸大学(中等教育・社会)は、2次試験が学力検査(社会科)と小論文のみで英語が課されないなど、負担が比較的軽めです。公立である東京都立大学(法学部)も、共通テスト・2次試験ともに3科目で受験可能という独自のアプローチをとっており、科目数を絞って対策したい受験生には狙い目と言えます。 対照的なのが東京農工大学(農学部)です。こちらは共通テストでフル科目が必要な上、2次試験でも数学(数III含む)、理科2科目、英語の計4科目が課される「THE・国立理系」の重量入試です。同じ偏差値60でも、農工大の攻略には圧倒的な学習量が必要となります。また、東京芸術大学(芸術学科)は実技や小論文が含まれる特殊な入試ですが、学科試験もしっかり課されるためランクインしています。この偏差値帯は「数値は同じでも対策の方向性が全く異なる」ため、自分の得意科目との相性を慎重に見極めることが重要です。
4. 5位・4位:女子大・外国語大のハイレベルな争い
トップ3に迫る第5位は「東京外国語大学(偏差値62.5)」、第4位は「お茶の水女子大学(偏差値65.0)」です。東京外国語大学は、その名の通り語学のエキスパートが集まる大学ですが、入試も非常に特徴的です。2次試験は英語と歴史の2科目構成ですが、英語には記述試験に加えて「スピーキング」が課されます。他大学ではあまり見られない形式であり、偏差値以上の専門的な対策が求められます。共通テストの科目数も多いため、総合力と突出した英語力の両方が必要です。 第4位のお茶の水女子大学(生活科学部・心理学科)は、女子大の最高峰として知られています。入試方式を見てみると、2次試験は国語または数学から1科目と、英語の計2科目で受験可能です。科目数は少なめですが、その分一つ一つの科目の完成度が極めて高いレベルで要求されるため、偏差値も65.0と非常に高い数値が出ています。都内の国立大学の中でも上位に位置しており、少数精鋭のハイレベルな戦いとなることが予想されます。女子受験生にとっては、後述する旧帝大クラスに匹敵する難関校の一つと言えるでしょう。
5. トップ3:日本の最難関が揃い踏み
いよいよトップ3の発表です。第3位は「一橋大学(偏差値67.5)」、第2位は「東京科学大学(旧医科歯科大・医学部/偏差値70.0)」、そして栄えある第1位は「東京大学(理科三類/偏差値72.5)」となりました。一橋大学(ソーシャルデータサイエンス学部など)は文系最高峰として知られますが、数学の難易度が非常に高く、さらに2次試験で「総合問題」が出題されるなど、文理の枠を超えた高度な思考力が問われます。 第2位の東京科学大学は、2024年に東工大と医科歯科大が統合して誕生しましたが、今回のランキングで突出したのは旧医科歯科大由来の医学部です。共通テストのボーダーは9割近く、2次試験も英語・数学・理科2科目と重量級で、偏差値70の大台に乗っています(ちなみに旧東工大由来の理工系学部は偏差値65程度)。そして第1位の東京大学は、言わずと知れた日本の最難関です。共通テストの科目数は最多、2次試験も国語を含む全教科記述式と、量・質ともに最高レベルの負担が課されます。トップ3の大学は、単に偏差値が高いだけでなく、求められる処理能力や記述力が他大学とは一線を画しています。
6. まとめ
本記事では、東京都内の国公立大学偏差値ランキングを紹介してきました。ランキングを振り返ると、単に偏差値の数字が高い大学ほど難しいとは一概に言えないことがわかります。11位の電気通信大学のように科目数が多くて偏差値が出にくい大学もあれば、上位のお茶の水女子大学のように少ない科目数で高偏差値が出る大学もあります。また、農工大のような重量入試と都立大のような軽量入試が同じ偏差値帯に並ぶこともあります。志望校を選ぶ際は、偏差値という「他者との比較指標」だけでなく、自分の得意科目を活かせる配点や科目数であるかという「相性」をしっかり分析することが合格への近道です。
7. まとめ動画
今回取り上げた「[大学受験]東京都内の国公立大学 偏差値ランキング」を解説した動画です。ぜひ動画も参考にしてみてください。チャンネル登録もお忘れなく!
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