2025年7月15日
【早慶上理比較】就職先企業の人数を比較してみた
はじめに

本記事では、早稲田・慶應・上智・東京理科の主要4大学の学部卒業生が、どんな企業に就職しているのかをランキング形式で詳しく分析します。一般的な人気企業ランキングではなく、各大学の公式サイトから得た実際の就職データ(※学士課程修了者のみ)に基づいているのが特徴です。
また、メディアが発表する人気企業と実際の就職状況には「ずれ」がある可能性に注目し、より実態に即した情報を提供します。これから大学選びや就職活動を控える方にとって、表面的な人気に左右されず、各大学の真の就職傾向を理解するための貴重な情報源として参考にしてください。
1. 早稲田大学の就職傾向

早稲田大学は、多様な学術分野と自由な学風を特徴とする総合大学です。政治経済学部や法学部、文学部、商学部など、幅広い分野で高い評価を受けており、多くの卒業生が政財界、メディア、学術界など多岐にわたる分野で活躍しています。今回の調査では、NTTデータグループ、ベイカレント・コンサルティング、アクセンチュア、みずほフィナンシャルグループ、デロイトトーマツコンサルティングが上位にランクインしており、特にコンサルティングファームへの就職者が多い傾向が見られました。これは、早稲田大学の学生が高度な問題解決能力や論理的思考力を身につけていることを示唆しています。
2. 慶應義塾大学の就職傾向

慶應義塾大学は、実学を重んじる教育理念のもと、経済学部、法学部、医学部など、社会の各分野でリーダーシップを発揮する人材を育成しています。卒業生は、金融、商社、IT、医療など幅広い業界で活躍しています。今回の調査では、ベイカレント・コンサルティング、慶應義塾(大学病院への就職が多数)、アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、東京海上日動火災保険が上位にランクインしていることがわかりました。早稲田大学と同様にコンサルティングファームが多数を占める一方で、慶應義塾大学の付属病院への就職や大手金融機関への就職も目立つ点が特徴です。。
3. 上智大学の就職傾向

上智大学は、国際性と語学教育に強みを持つカトリック系の大学です。文学部、外国語学部、法学部、経済学部など、文系学部が中心であり、国際関係やグローバルビジネスに関心を持つ学生が多く集まります。今回の調査では、アクセンチュア、日本IBM、リクルート、楽天グループ、NTTデータグループ、日本航空が上位に名を連ねていることがわかりました。文系学部が多い上智大学の特性を反映し、情報サービス業、人材サービス業、そして航空業界など、多岐にわたる分野への就職が見られます。また、国際色豊かな環境で培われた語学力やコミュニケーション能力が、これらの業界で評価されていると考えられます。
4. 東京理科大学の就職傾向

東京理科大学は、理学、工学、薬学など、科学技術分野に特化した大学です。基礎研究から応用研究まで幅広い分野で高い研究力を誇り、多くの卒業生が研究開発、製造業、IT産業などで活躍しています。今回の調査では、NTTデータグループ、NECソリューションイノベータ、野村総合研究所、富士通、アクセンチュア、ベイカレント・コンサルティング、SCSKが上位にランクインしていることがわかりました。理系大学の特性が明確に表れており、システムインテグレーターやITサービス系の企業が圧倒的に多く、専門的な技術力と実践的な問題解決能力が企業から高く評価されています。これは、日本のIT産業を支える人材供給源としての役割を強く担っていることを示しています。
5. まとめ
本記事では、主要4大学の学部卒業生の就職先を具体的なデータに基づいて比較することで、各大学の特色や学生のキャリア志向を明確にしました。特に、コンサルティングファームの人気の高さや、文系・理系それぞれの大学の就職傾向がはっきりと示されています。 一般的な人気ランキングに惑わされることなく、自身の専門性や興味に合った進路を見つける上で、この情報は非常に役立つでしょう。就職活動における企業選びや大学選びを検討する際の、客観的な視点を提供してくれるはずです。
6. まとめ動画
今回取り上げた「【大学受験】早慶上理 就職先企業の人数を比較してみた」を解説した動画です。学校選びに迷っている方は、ぜひ動画も参考にしてみてください。チャンネル登録もお忘れなく!
赤羽で学習塾をお探しなら
- 会社名
- 進塾
- 住所
- 〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
- 電話番号
- 03-5924-7747