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【大学受験】早慶上理 日経調査で判明!卒業生が活躍してるのはどこ? 早慶上理の真の格付け

2025年9月19日

【早慶上理比較】早慶上理 文系学部の入試日程(2025年篇)

【大学受験】早慶上理 日経調査で判明!卒業生が活躍してるのはどこ? 早慶上理の真の格付け

はじめに

はじめにの挿絵

本記事は、企業の人事担当者が評価する「大学ランキング」を基に、早慶上理(早稲田、慶應、上智、東京理科大学)の比較を行います。企業が求める人材像は単なる学力だけでなく、行動力やコミュニケーション能力、成長力といった多面的な資質へと変化しており、このランキングはそうした変化を反映しています。これまでの独創性といった指標が薄れ、新しい環境に適応し、自ら学び続ける「成長力」が重視されるようになったことが、今回の順位変動に大きな影響を与えています。

1. 早稲田大学: 知の多様性と社会との接点

早稲田大学の理系学部の挿絵

早稲田大学の文系学部は、多様な受験方式と併願の組み合わせが可能です。主に「英語・社会・国語」の3科目型と「英語・数学・国語」の3科目型に分かれます。前者の3科目型では、法学部・文学部・商学部を組み合わせる「文系スタンダード型」が有名です。複数の看板学部を志望する受験生にとって効率的な選択肢となります。また、文化構想学部、文学部、教育学部を組み合わせる「文学系パターン」も人気で、文学や歴史、文化に深い関心を持つ受験生に推奨されます。 一方、英語・数学・国語の3科目型は、数学を得意とする文系受験生にとって大きな武器となります。教育学部、商学部、社会科学部がこのパターンで受験可能です。商学部と社会科学部は入試日程が離れているため、両学部を併願し、合格のチャンスを広げることが可能です。さらに、国際教養学部は英語の配点が高く、英語力が突出している受験生に有利な方式を採用しています。このように、早稲田大学は得意科目に合わせて受験学部を柔軟に選択できるのが特徴です。

2. 慶應義塾大学: 伝統と革新が築くリーダーシップ

慶應義塾大学の理系学部の挿絵

慶應義塾大学は、ランキングで11位となり、昨年から順位を上げています。これは、企業からの評価が着実に上昇していることを示しています。慶應は「社会の先導者」を育成するという教育理念を掲げ、高度な専門知識だけでなく、自律的な思考力やリーダーシップを学生に植え付けてきました。今回のランキングでは、その伝統的な強みに加え、変化の激しい現代社会で活躍するための「適応力」や「成長力」が企業に高く評価されたと考えられます。組織を牽引する力はもちろん、多様な価値観を持つ人々と円滑に協働するコミュニケーション能力や、未知の課題にも臆することなく挑戦する姿勢が、企業の人事担当者から高い評価を受けているようです。慶應義塾大学の教育は、単なる知識伝達に留まらず、社会で即戦力となり、未来を切り開く人材を輩出していることが示されたと言えるでしょう。

3. 上智大学: グローバルなコミュニケーション力の育成

上智大学の理系学部の挿絵

上智大学は、私立大学でトップとなる2位に輝き、昨年は圏外だったことを考えると、驚異的な躍進を遂げました。この急上昇の背景には、企業が求める人材像の大きな変化があります。上智大学の強みである「グローバルな視点」と、それを支える高い「コミュニケーション能力」が、特に高く評価されました。多くの外国語学部を持つ上智は、早くから国際感覚を養う教育に力を入れており、異なる文化や価値観を持つ人々と協調し、新しいものを生み出す力が育まれています。企業が単一的なスキルセットではなく、多様なチームで協働し、複雑な問題を解決できる人材を求めている中、上智大学の卒業生はまさにそのニーズに合致していると言えるでしょう。今回の結果は、偏差値だけでは測れない、大学が提供する教育の質と、それが社会でいかに活かされるかを証明した象徴的な事例です。

4. 東京理科大学: 研究力と実践力が共存する理工系人材

東京理科大学の理系学部の挿絵

東京理科大学は、昨年は圏外でしたが、今回のランキングで19位にランクインしました。これは、単なる理系科目の専門知識だけでなく、それを実社会で応用する「実践力」や、新しい課題に積極的に取り組む「行動力」が企業から高く評価された結果です。伝統的に厳しい教育で知られる理科大では、学生が自律的に深く学び、論理的思考力を徹底的に鍛え上げます。今回のランキングでは、そうした基礎的な能力に加え、企業が重視する「成長力」やチームでの協働を可能にするコミュニケーション能力も兼ね備えていることが示されました。研究室での探求心や問題解決能力を、そのままビジネスの現場に持ち込み、新しい価値を創造できる人材として期待されていることがうかがえます。理系大学の枠を超え、社会全体のニーズに応える人材を輩出していることが、今回のランクインに繋がったと言えるでしょう。

5. まとめ

都内を代表する早慶上理の4大学は、それぞれ異なる強みを持ち、企業から評価されています。今回のランキングは、従来の偏差値や学歴といった指標だけでなく、個々の大学がどのような能力を学生に身につけさせているかが、今後の企業評価を大きく左右する要因となります。今回のランキング結果は、大学選びにおいて、単に学力だけでなく、卒業後のキャリアを見据えた「どのような人間になりたいか」という視点が重要であることを示唆しています。

6. まとめ動画

今回取り上げた「【大学受験】早慶上理 日経調査で判明!卒業生が活躍してるのはどこ? 早慶上理の真の格付け」を解説した動画です。ぜひ動画も参考にしてみてください。チャンネル登録もお忘れなく!

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