【赤羽の駅近理数塾】進塾【算数・数学・英語の力で中学・高校・大学受験の合格へ】 > コラム > 中学受験コラム > 【予習シリーズ5年上 第13・14回】理科「物の運動・太陽系の天体」攻略ガイド

【予習シリーズ5年上 第13・14回】理科「物の運動・太陽系の天体」攻略ガイド

2026年5月10日

【予習シリーズ5年上 第13・14回】理科「物の運動・太陽系の天体」攻略ガイド【進塾】

【予習シリーズ5年上 第13・14回】理科攻略ガイド

〜エネルギー変換のイメージ化と、月の計算問題を完璧に解く技術〜

進塾の四谷大塚の予習シリーズ対策ページにお越し頂きありがとうございます。
進塾では、四谷大塚の予習シリーズに則って学習している受験生を歓迎しております。
進塾と共に合格を目指しましょう!

1. はじめに:物理・地学の難所を突破するための「理屈」の力

予習シリーズ5年生上巻の第13回は物理分野の「物の運動」、第14回は地学分野の「太陽系の天体」という、理科の中でも特に理解の差が点数に直結する重厚な単元を学習します。

第13回の力学は、これまで学んだ「てこ・滑車」といった静止した力のつり合いとは全く異なる、「エネルギーの変換」という動的な概念が登場します。計算ミスを恐れるよりも、まずは運動のイメージを固めることが先決です。一方で第14回の天体は、4年生の「月」の知識をベースに、より高度な計算や空間把握が求められます。
本記事では、多くの受験生が「なんとなく」で済ませてしまい、本番の初見問題で手が止まってしまう原因を徹底的に分析。動画内で先生が強調されていた「計算の罠」や「図形の見方」を軸に、理科を得点源にするための思考法を詳しく解説します。

2. 【第13回】物の運動:位置と運動エネルギー、振り子の絶対法則

この単元のすべての根底にあるのは、位置エネルギーと運動エネルギーの変換です。物理を難しく考えすぎず、遊園地のジェットコースターをイメージしてください。

エネルギーは「高さ」から「速さ」へ

ジェットコースターがカタカタと高い場所へ登っていくのは、位置エネルギーを蓄えている状態です。そして頂上から滑り落ちる瞬間、そのエネルギーが一気に運動エネルギー(速さ・力)に変換されます。斜面を転がる球や、振り子の運動もすべてこれと同じです。 「高いところから放せば、一番下に来た時のスピードが速くなる(=ぶつかる力が強くなる)」という直感的なイメージを、常に頭に置いておきましょう。これさえ分かれば、球の衝突実験やストロボ写真の読み取り問題の半分は解けたも同然です。

振り子の周期:重さや振れ幅に騙されてはいけない

入試でも非常によく出題される「振り子」には、受験生を混乱させるひっかけが隠されています。以下の大前提を、呪文のように完璧に暗記してください。

  • 重りの重さ:重くしても軽くしても、周期(1往復する時間)は絶対に変わりません
  • 振れ幅(振幅):大きくしても小さくしても、周期は絶対に変わりません
  • 周期を決める唯一の要素:それは振り子の長さだけです。

問題文に「重りを2倍にした時、周期はどうなるか?」と書かれていたら、迷わず「変わらない」と答えられる決断力が必要です。

3. 【第13回】算数力が試される!振り子の「長さと周期」の特殊な関係

振り子の長さが長くなれば周期も長くなりますが、実は「単純な比例」ではありません。ここが算数の苦手な子が最もつまずき、偏差値の壁となるポイントです。

💡 算数的思考が必要な「2乗の法則」

振り子の長さと周期には、周期の2乗が長さに比例するという特殊な関係があります。意味を理解して以下の倍率を頭に入れましょう。

  • 長さが 4倍 になると、周期は 2倍 になる。(2 × 2 = 4)
  • 長さが 9倍 になると、周期は 3倍 になる。(3 × 3 = 9)
  • 長さが 16倍 になると、周期は 4倍 になる。(4 × 4 = 16)

このように、「何倍になるか」という数字の平方(2乗)の関係を瞬時に計算できなければなりません。テストでは「長さが25cmのとき周期が1秒なら、長さが100cm(4倍)のときの周期は何秒か?」といった形で出題されます。数字の感覚を養っておくことが重要です。

4. 【第14回】太陽系の天体:月の満ち欠けと公転周期のズレの正体

第14回のメインテーマは「月」です。4年生で学んだ満ち欠けの順番(新月→上弦→満月→下弦)は覚えていることが前提となります。5年生ではそこからさらに一歩踏み込んだ「時間のズレ」を論理的に理解する必要があります。

なぜ満ち欠けの周期は「公転」より長いのか?

月が地球の周りを1周する(公転)のにかかる時間は約27.3日です。しかし、新月から次の新月になる(満ち欠けの1周期)までには約29.5日かかります。この約2.2日のズレはなぜ起こるのでしょうか?

それは、月が地球の周りを回っている間に、地球自身も太陽の周りを回って(公転して)位置が移動してしまうからです。月が元の位置に戻ってきても、地球が移動した分、太陽との位置関係がずれてしまい、新月になるまでにもう少し余分に回らなければならなくなります。この理屈は図を描いて説明させる記述問題や、穴埋め問題で頻出です。ただ数字を覚えるのではなく、3つの天体の位置関係の変化を頭の中でイメージしましょう。

5. 【第14回】最重要!「月が空にある時間」計算の恐ろしい罠

第14回で最も多くの受験生が涙をのむのが、表を使った「月が空にある時間」の算出です。動画内で先生が警鐘を鳴らしていた、ほとんどの生徒が間違える「日またぎ」の計算ミスを詳しく解説します。

⚠️ 絶対にやってはいけない!横の数字だけの引き算

以下のような観測データの表から、3月22日に月が空にある時間を求めるとしましょう。

  • 3月21日:月の出 9:34 / 月の入り 0:36
  • 3月22日:月の出 10:34 / 月の入り 1:36
  • 3月23日:月の出 11:34 / 月の入り 2:36

ここで「22日の10:34に昇って、22日の1:36に沈むことはないから、24時間を足して 25:36 - 10:34 = 15時間2分だ!」と計算してしまう生徒が続出します。これは大間違いです。

【正しい考え方】
月は毎日約50分ずつ遅れて昇り、遅れて沈みます。22日の朝「10:34」に昇った月が沈むのは、翌日の23日の「2:36」です(※表の22日の1:36という月の入りは、前日の21日に昇った月がようやく沈んだ時間なのです)。正解は、23日の月の入りに24時間を足して、22日の月の出を引く計算、つまり「26:36 - 10:34 = 16時間2分」となります。表の斜め下のデータを見る必要がある、この「日またぎの罠」を完璧に理解してください。

6. 【第14回】日食・月食の違いを「影の仕組み」から整理する

日食と月食は、「どの順番に天体が並ぶのか」と「どちらから欠け始めるのか」を完璧に対比させて暗記します。丸暗記ではなく、光と影の理屈で考えれば簡単です。

日食:太陽が月に隠される現象

順番は「太陽 - 月 - 地球」(新月の位置)。月が太陽の光を遮るため、太陽の右側(西側)から徐々に欠け始めます。お昼休みに太陽を見ている自分をイメージして、月が右から左へ通り過ぎると考えましょう。また、太陽が完全に見えなくなる「皆既日食」と、太陽の縁がリング状に残る「金環日食」の違いも重要です。

月食:月が地球の影に入る現象

順番は「太陽 - 地球 - 月」(満月の位置)。地球が太陽の光を遮り、その大きな影の中に月が入り込む現象です。そのため、月は東側(左側)から欠け始め、皆既月食の間は月が真っ黒になるのではなく「赤銅(しゃくどう)色」という暗い赤色に見えます。この色の名称も漢字で書けるようにしておきましょう。

7. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

第13回の「物の運動」は、エネルギーの変換イメージと、振り子の計算(長さの倍率の感覚)を掴むことが全てです。第14回の「天体」は、月の出没時間の計算において「翌日のデータを参照する」という視点を持てるかどうかが合否を分けます。どちらの単元も、単なる公式の処理で終わらせず、「なぜそうなるのか?」という仕組みを理解することに執着してください。仕組みが分かれば、理科のテストは驚くほど楽しく、そして得点源になります。

📺 動画インデックス:各回の理科解説へ直行

以下の表の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、指導の際の確認にご活用ください。

学習回 主なテーマ 解説を再生する
第13回 物の運動(振り子とエネルギーの法則) ▶ 再生開始
第14回 太陽系の天体(月の出没計算と日食・月食) ▶ 再生開始

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

赤羽で学習塾をお探しなら

会社名
進塾
住所
〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
電話番号
03-5924-7747
URL
http://susumujuku.com