2026年10月21日
【予習シリーズ4年上 第9回】一年中あたたかい地方のくらし
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目次
1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ4年上の社会 第9回は「一年中あたたかい地方のくらし」で、沖縄県の学習です。この回から、気候や土地に特徴のある都道府県の学習に入ります。講師は、入試にかなり直結する分野で、「ここからが本番と言っても過言ではない」と述べています。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、沖縄県の位置と島々、気候(雨温図)、降水量が多いのに水不足になる理由、農業(名産品のセット)、観光、そして戦争と基地の概要まで、どこをどの程度覚えればよいかが分かります。入試で問われやすいポイントも整理できます。
🎯 この回の優先順位
最優先は、水不足の理由と対策(給水タンクなど)と、名産品の「サトウキビ・マンゴー・菊」の三点セットです。あわせて、雨温図(沖縄の形が分かる程度)、与那国島(日本の一番西の島)、首里城、そして戦争と基地の概要です。
また、この回からは、地形図と違って、どの学校でも出題する内容になります。前提として、都道府県が頭に入っているかが大事です。入っていないと結構きついので、今のうちに何とかしておいたほうがよいでしょう。(進塾講師の見解)
この記事は、進塾の講師が第9回の社会を解説した動画と、旧版の記事をもとに書いています。「進塾講師の見解」と書いた部分は、その講師の考え方です。
2. 沖縄県の位置と、島々・気候
69ページ:3月に海水浴?
69ページのQ&Aは、「3月に海水浴をするのか」という内容です。沖縄県なので、できるのでしょう。下のグラフを見れば分かるとおり、かなり温かい地域です。ここは「ふーん」と見ておけば十分です。ただ、入試では、「沖縄では何月に何が行われるか」を、ずばり問う問題が出ることがあります。たとえば、「沖縄では、お花見が1月に行われる」というような選択肢です。ここは重要です。もちろん、潮干狩りが3月に行われるといった細かいことまでは出ないので、全部覚える必要はありません。
70ページ:沖縄の位置と島々
沖縄県は、一口に言っても、たくさんの島があります。地図の真ん中を見ると、東シナ海があり、沖縄島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島などがあります。これらをすべて含めて、沖縄県です。私たちが一般的に「沖縄」と思っているのは、沖縄島で、県庁所在地の那覇市があるところです。
- 東京までの距離:沖縄県は日本列島の南西の端に位置します。東京までは約1600kmで、頭の片隅に入れておくと役に立つ数値です。飛行機で約2時間です。
- 与那国島:日本の一番西の島として、試験でも出るので、かなり重要です。一方、石垣島などの個々の島は、答えさせられることはあまりありません。ここは、太字を中心に覚えましょう。
- 南西諸島:用語として、試験でも出ます。
旧版は、70ページの地図を使って、日本が南北に約3000kmあることを、このタイミングで押さえておくと便利だと述べています。
沖縄の気候:雨温図は「形を見て沖縄と分かる」レベルで
📈 雨温図の出題は多い
右に出ている雨温図は、かなり大事です。「これはどこの都市か」を当てさせる問題が出題されます。ただし、グラフの形を細かく全部覚える必要はありません。東京と比べれば分かるとおり、沖縄は気温が圧倒的に高く、見ただけで分かる形です。「この形を見たら沖縄」と思えるレベルで十分です。(進塾講師の見解)
3. 降水量が多いのに水不足になる理由と、台風への備え
71ページ:多い降水量と、台風への備え
沖縄県は、1年中降水量が多い地域で、特に台風の影響を受けます。台風の多くは、沖縄の方へ向かうコースをとります。そのため、台風への対策がしっかりしています。写真に出ている昔の家には、次のような特徴があります。
- 強い風から家を守るため、家全体が低く、周りを石垣や林で囲んでいます(昔の沖縄の一般的な家)。
- 屋根は、飛ばされないよう、しっくい(白い部分)でとめています。
今は、近代的なコンクリートの建物が多いので、こうした家は少なくなっています。
雨が多くても、水不足になる
💧 入試でよく問われる:なぜ水不足になるのか
沖縄県は降水量が多いのに、水不足に陥りやすい地域です。その理由は、次のとおりです。
- 川が短い:川はありますが、短いので、すぐに海へ流れていってしまい、水を溜められません。
- 水を通しやすい土(岩):土が水を通しやすいので、水を溜めておくことができません。
対策として、各家に給水タンクがあります。旧版は、給水タンクが太字では書かれていないものの、降水量が多いのに水不足になる理由はよく問われるところなので、しっかり押さえておくよう述べています。
一口メモの梅雨も、試験に出ます。日本の降水量に影響を与える二大要素は、梅雨と台風です。この2つはセットで覚えたほうがよいでしょう。(進塾講師の見解)
72ページ:水を求めて
水不足のため、沖縄県は国と協力してダムを建設しました。
4. 沖縄の農業と観光
農業:気候と結びつけて覚える
農業は、気候と結びつけて覚えるとよいでしょう。沖縄の気候の特徴は「温かい」なので、その温かさを生かした作物になっています。
- サトウキビ:1年中温かく、雨も多い気候を好むため、栽培が盛んです。
- パイナップル:同じ理由で、温かい地域で育つため、かつては育てられていました。ただ、最近は外国から入ってくるパイナップルのほうが安く、あまり売れなくなりました。そこで、最近はマンゴーに切り替えています。この情報も大事です。
- 菊:日本では、お墓参りや法事などで、1年中需要があります。菊は温かい気候を好むので、沖縄は適しています。ほかの地域が寒い冬に出荷できるので、結構もうかります。
🌺 名産品は「三点セット」で
サトウキビ・マンゴー・菊(昔はパイナップル)のセットで覚えておくと、楽です。旧版も、「サトウキビ・マンゴー・菊」の三点セットを逃さないようにと述べています。
73ページ:沖縄の観光
農業のほかに、沖縄で稼ぐ手段といえば観光です。海がきれいなので、サービス業(第3次産業)で働く県民が結構多い、ということです。
- やんばるの森:珍しい種類の木があるなど、出題される可能性があります。
- 首里城:こちらは出題率が高いです。沖縄県は、かつて琉球王国で、そもそも日本ではありませんでした。その琉球王国時代のお城が首里城で、世界文化遺産に登録されているので、かなり重要です。
- 一口メモの琉球王国:約600年前から約140年前まで沖縄にあった王国で、中国と取引をしていました。実際に行くと、中国や台湾のような雰囲気がある、と講師は述べています。
5. 「ちょっとくわしく」:沖縄の戦争と基地
74ページは、沖縄の戦争と、基地の話です。講師は、沖縄を語るうえで、この2つは切り離せず、絶対に出てくるので、ここはかなり重要だと述べています。戦争の話は、歴史でも学習するので、今は概要だけでも押さえておくとよいでしょう。
📅 戦争から返還までの流れ
旧版は、次の流れを押さえるよう述べています。1945年4月に沖縄戦 → 1945年8月15日に終戦 → 占領 → 1972年に返還です。
日本は1941年にアメリカに攻撃を仕掛け、太平洋戦争が始まりました。1945年に終わりますが、その年に、沖縄にアメリカ軍が上陸し、沖縄の人たちが戦って、かなりの被害が出ました。看護隊のひめゆり部隊は、よく出題されます。
- 戦後のアメリカの統治:戦争に負けたあと、沖縄はアメリカの統治下に置かれました。1945年から1972年までの間は、自動車は右側通行で、お金もアメリカの通貨でした。こうした内容は、写真や資料を使って、試験で出題されることがあります。
- 今も残るアメリカ軍基地:こうした事情から、沖縄には、アメリカ軍の基地が今でもかなりあります。重要なので、「アメリカ軍の基地がたくさんある」という点は、押さえておきましょう。代表的な基地として、普天間飛行場が挙がります。具体的な数値は、小6で出てくると考えられます。
旧版は、基地に関する出題もよく見られると述べ、沖縄県の在日米軍基地が日本に占める割合は約7割なので、これも押さえておいてもよい、としています。
6. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第9回は、沖縄県の学習です。ここから、気候や土地に特徴のある県の学習に入り、どの学校でも出題されるようになります。降水量が多いのに水不足になる理由(川が短い、水を通しやすい土)と対策(給水タンク)、名産品の三点セット(サトウキビ・マンゴー・菊)、雨温図、与那国島、首里城、そして戦争と基地の概要を押さえましょう。都道府県が頭に入っていないと、この先がきつくなるので、今のうちに固めておくことが大切です。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の社会の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第9回 | 一年中あたたかい地方のくらし | ▶ 再生開始 (24:26〜) |
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