2026年10月8日
【予習シリーズ4年上 第1・2回】磁石・昆虫
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1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力
予習シリーズ4年上の理科は、「身近にある理科」に触れていくことが大きなテーマです。第1回は「磁石」、第2回は「昆虫」を学びます。どちらも身の回りで観察できる題材なので、座学だけで終わらせず、実際に触れて確かめる経験が定着を左右します。先生の話を聞いているだけでは、3年後には覚えていません。しっかり覚えていられる授業の受け方を意識しましょう。
【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、磁石では「北を向くのはN極」「切ると小さな磁石が2つできる」といった知識を、理由とセットで押さえる方法が分かります。昆虫では、入試でよく問われるモンシロチョウの成長や、完全変態・不完全変態の違いを、整理して覚えるポイントが分かります。
2. 第1回:磁石
磁石をまったく触ったことがない場合は、一度実際に磁石を触ってみてください。磁石にどんな性質があるのかを肌で感じたうえで、「なぜそうなるのか」という疑問を持って授業に取り組むと、内容が深まります。それが最終的に、中学受験の入試につながります。
磁石にくっつくもの・くっつかないもの、N極とS極
最初のセクションでは、身近な磁石が思った以上にたくさんあること、そして磁石にくっつくものとくっつかないものがあることを学びます。くっつくものとくっつかないものは、しっかり覚えておく必要があります。
あわせて、磁石のN極とS極についても説明があります。N極は北を向き、S極は南を向く。これは知識として必ず押さえておかなければなりません。この性質を使うのが方位磁針で、方位磁針があれば方角が分かります。
磁石の性質:引き合う・退け合う、そして地球も磁石
N極とS極は引き合い、N極とN極、S極とS極は退け合います。これもしっかり押さえます。
🧭 なぜN極は北を向くのか
前のセクションの疑問に答えるのが、この部分です。地球自身が1つの大きな磁石になっているため、方位磁針のN極は常に北を指します。「地球自体が磁石」と言われてもピンとこないかもしれませんが、ここは必ず押さえておきたい部分です。
また、磁力線という少し難しい言葉も出てきます。4年生には抵抗感があるかもしれませんが、砂鉄の近くに磁石を置くと模様ができる、という実験は小学校でも行う内容です。「学校でもやる内容だから、ちゃんと覚えておこうね」と伝えてあげるとよいでしょう。
磁石を作る・切る・くっつける
鉄を磁石にこすりつけると、鉄自身が磁石になります。小学生からすると驚く話かもしれません。ここで大切なのは、次の点です。
- こすったところが何極になるかをしっかり押さえる。
- なぜ磁石になるのかという理由も、あわせて押さえる。
- 磁石を切ると、2つの小さな磁石になる。忘れる子は少ないものの、大事な内容です。
- 磁石をくっつけると、1つの磁石になる。切ったりくっつけたりすることで磁力線が変わるため、こうした性質があります。
旧版では、磁石を切るとどうなるか、磁石にくぎを近づけるとどうなるかをしっかり覚えておくこと、と述べています。
電磁石:この時期には少し難しいが、特徴を2つ押さえる
電磁石は、この時期に学ぶには少し難しい内容です。ただ、内容自体はシンプルで、くぎにエナメル線をぐるぐる巻きにして電流を流すと、そのくぎ自体が磁石になるというものです。このような磁石を電磁石といいます。ちなみに、赤と青の磁石のような、ふだんよく見る磁石は永久磁石といいます。
⚡ 電磁石が便利な2つの理由(せっかく学ぶなら押さえたい)
① 電流を切れば、ふつうのくぎに戻る。永久磁石を、急にただの鉄の棒に戻すことはできません。
② 電流の向きを変えると、N極とS極を入れ替えられる。永久磁石は、N極と決まっていれば絶対にN極のままです。
この2つの働きを利用すると、モーターを作ることができます。とても便利な能力なので、ここまで押さえられると理想的です。
3. 第2回:昆虫
昆虫は、身近な理科の定番の単元です。基本的には知識分野なので、覚えたもの勝ちの内容です。虫が苦手で嫌いな子は多く、つらい内容かもしれません。ただ、中学受験で出る可能性があるので、しっかり定着させたいところです。
昆虫のからだ:複眼・単眼・気門
昆虫のからだは頭・胸・腹の3つに分かれています。旧版でも、それぞれにつくものと役割を覚えるよう述べています。
- 頭 … 触角・単眼・複眼
- 胸 … 足・羽
- 腹 … 気門
小学校でも習う内容に加えて、学校ではあまり扱わない細かい部分を押さえるのがポイントです。
- 複眼:ふだん私たちが昆虫の「目」だと思って見ている部分で、たくさんの目が集まっています。物の形や色を見分けることができます。
- 単眼:昆虫には、実は目がもう1種類あります。こちらは光を感じとる目です。
- 気門:腹にある、体の中の気管につながっている小さな穴で、呼吸を行います。学校で昆虫を習ってもあまり扱わない内容なので、しっかり押さえましょう。
モンシロチョウの成長:入試で頻出
モンシロチョウは、中学受験でもよく出る題材で、学校でも割と習います。旧版でも、入試ではモンシロチョウが頻出なので知識を確認しておくよう勧めています。押さえておきたい点は次のとおりです。
- 幼虫が食べる草(食草)。
- 卵の大きさ、卵の色の変化。
- 幼虫が何回脱皮するか。
- 幼虫のからだの頭・胸・腹の分け方、足の本数、どんな足がどこについているか。
幼虫には、爪のある足と、吸盤のような足があります。爪のある足は成虫になっても残り、吸盤のような足は最終的になくなります。成虫の足は、最終的に3対6本になります。また、昆虫にはさなぎの時期がある種類とない種類がありますが、モンシロチョウはさなぎを経て成虫になります。
完全変態と不完全変態:どの昆虫がどちらかまで覚える
モンシロチョウ以外の、よく出る昆虫を整理するセクションです。
🐛 完全変態と不完全変態の違い
完全変態:卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫。幼虫は芋虫のような形をしていて、さなぎの期間を経て大きく変化します。
不完全変態:卵 → 幼虫 → 成虫。さなぎの期間がありません。基本的には、幼虫と成虫の姿があまり変わらず、単純に大きくなって成虫になります。
どの昆虫が完全変態で、どの昆虫が不完全変態かは、覚えておかなければなりません。テキストの代表的な昆虫の説明を、それぞれチェックしておきましょう。
ただし、不完全変態でも、セミやトンボは大きく姿が変わります。理由は、単純に生活する場所が異なるからです。セミは幼虫の間を土の中で過ごし、成虫になると木に上がってきます。トンボは、幼虫(ヤゴ)が水の中で生活し、成虫になると陸に上がります。生活の場が変わるので、大きく姿を変える必要があるのです。
コラムには、無変態についての話があります。出題頻度はそれほど高くはありませんが、出ることはあります。押さえられるなら押さえておきたい部分です。
昆虫に近い仲間:興味の持てる範囲で
昆虫は節足動物の仲間です。そのため、昆虫だけでなく、クモや、エビ・カニなどの甲殻類も、この仲間に含まれます。ただ、この部分は入試での出題頻度はそれほど高くありません。体のつくりや足の数が昆虫とは少し違う、ということが分かっていれば十分で、あくまで興味の持てる範囲で知っておくとよいでしょう。
4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)
第1・2回は、身近な題材の中で、知識を「理由とセット」で覚える2回です。磁石では、地球そのものが磁石だから方位磁針がN極を北に向けること、切ったりくっつけたりすると磁力線が変わることを押さえます。昆虫では、モンシロチョウの成長と、完全変態・不完全変態の違いが入試の中心です。どちらも、実物に触れたり、身の回りで観察したりして、頭の中でイメージできる状態にしておきましょう。
📺 動画インデックス:各回の解説へ直行
以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の理科の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。
| 学習回 | 主なテーマ | 解説を再生する |
|---|---|---|
| 第1回 | 磁石 | ▶ 再生開始 (21:13〜) |
| 第2回 | 昆虫 | ▶ 再生開始 (22:59〜) |
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