2019年12月1日
進塾では模試は選択制
進塾では、必須の模試はありません。
状況に応じた模試を選択頂き、受験して頂く形式をとっております。そのため、転塾前の塾の模試を受け続けて頂くことも可能です。また、どの模試を受験したらよいか分からないということについては、こちらからご案内をさせて頂くことになります。
模試を受ける目的
1.志望校の受験生との実力を比較する
保護者様が一番、意識していることの多い目的かと思います。まず、志望する学校の受験生と比較したときに、その受験生たちよりも点数が取れるのか否かはしっかり知っておくことが、受験校を選ぶ上で、最も大切なことになります。その指標の1つが模試となります。
2.本番を意識した実践演習を行う
中学受験をする受験生は、受験することが初めての経験となります。本番の当日、受験会場へ行くと緊張してこわばった顔を見せる受験生は少なくありません。そのため、それに近い環境を経験してもらうことはとても重要なこととなります。そういう意味合いで模試を経験して頂くことは重要となります。
3.弱点の科目・単元の発見と克服をする
忘れがちですが、最も重要なことは弱点の発見と克服になります。模試で出た数値や結果というものは、中学受験の当日までの途中経過です。途中経過のみで受験をあきらめてしまう必要はありません。しかし、どうすればより良い成績になるかを考える必要性があります。どの科目のどの単元を克服すれば、より良い成績となるのか、志望校合格へと繋がるのかを考える機会にしましょう。個人的には、この目的が最も重要と考えています。
模試の選び方
特にご提案させて頂くことの多い模試についてご紹介させて頂きます。
統一合判(首都圏模試センター)
難易度★☆☆
受験者数が首都圏最大の模試となります。基礎を重視する入試問題が出題される中学校を受験される場合には、お勧めさせて頂くことの多い模試となります。他の模試と比較しても高い数値の出やすい模試となりますので、受験生のモチベーションを上げたいときにも、お勧めできる優良模試の1つとなります。
合不合判定テスト(四谷大塚)
難易度★★☆
早稲田アカデミーや四谷大塚などの大手塾で必修となっている模試となります。そのため、上記の塾で受験者が多くみられる中学校を受験される場合には、比較対象が的確となりより、正確な数値を確認することができるでしょう。予習シリーズで普段から学習を行っている受験生には、馴染みやすい模試になります。
学校別サピックスオープン(SAPIX)
難易度★★★
御三家中学校や早慶附属中学校、またそれに準ずる難関中学校を志望される際にお勧めさせて頂く模試となります。首都圏の大手中学受験塾は、SAPIXが一強ですので、難関校に関してはSAPIXの塾生と比較することが、最適となります。上の2つの模試とは異なり、回数が少ない模試となります。
それ以外の模試について
首都圏には、ここに紹介した模試以外にも多数ございます。進塾でもご紹介させて頂くことはございますが、以下の点を踏まえて受験をするか検討して頂くとよいと思います。
・母体数…受験者数がどれくらいいるのか。データ(数値)に信憑性があるか。
・受験層…志望校を受験するレベルの受験生がどれくらい受験するのか。
・時間に対する効果…休日の勉強時間を割いて、受験をする意味があるのか。
これを踏まえて考えると闇雲にたくさんの模試を受験する必要はないということに気が付きます。
模試はどのくらい受験するのがよいか
統一合判や合不合判定テストは9月以降は毎月ございますので、どちらかの9~12月の計4回は受験頂くことをお勧めさせて頂いております。しかし、受験生が緊張しやすい性格で経験を多めに積ませてあげる必要性があったり、モチベーションの向上を図りたかったりする場合には、もう少し多めに受験して頂くことになります。また、難関校を志望する場合には、合不合判定テストに加え、学校別サピックスオープンといったイメージになります。
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