明治大学付属中野中学校合格への算数

2019年4月27日

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15点以上差の出る明治大学付属中野中学校の算数入試問題

中学受験において、どの学校でも言えることではございますが、明治大学付属中野中学校の入試問題は算数で非常に差が出ます。この状況が生まれている大きな要因として、明治大学付属中野中学校の算数はとても特徴的で、対策次第で得点源を生み出しやすい問題傾向にあることが挙げられます。今回は、この明治大学付属中野中学校の算数について解説していきたいと思います。

明治大学付属中野中学校の算数は緩急が大事!

明治大学付属中野中学校の算数は大きく二段構成で成り立っています。前半、後半ともに50%程度で構成されています。全体で75%程度取れていれば基本的に合格者平均点を超える状態となり、明治大学付属中野中学校の合格に対して、算数ではアドバンテージが取れている状態です。点数の取り方のイメージとしては、前半は50%確実に取り、後半は25%程度押さえにいくとよいでしょう。

小問集合パート

中でも前半パートには、他の同レベルの中学校以上に基礎を意識した構成となっています。計算問題も4,5問程度出題されており、スピードと正確さが求めらるパートです。併願校として青山学院や慶應中等部、法政大学などを選択しており、対策を行っているのであれば特に問題はないかと思いますが、スピードと正確さは訓練が必要ですので、明治大学付属中野中学校の算数の対策として先ほどあげた学校の問題を挑戦してみるのもよいでしょう。

大問パート
出題内容としては、水量(とグラフ)や速さ(とグラフ)、面積比、割合の文章題(食塩水、売買損益)などが明治大学中野中学校の入試問題は10年以上も前からからベースとなっています。前半パートとは異なり、しっかり読み取ることによって解法が見えてくる問題が非常に多くなります。このような問題が後ろに控えていますので、前半は後半のために、スピーディーに処理できるとよいですね。このパートの効率のよい対策方法なのですが、10年以上も前から傾向は変わっておりませんので、明治大学付属中野中学校の算数の過去問は、最大の対策になります。

明治大学付属中野中学校の算数で差をつくるには…

明治大学付属中野中学校の算数の入試問題は、基礎の出題量が非常に多いと言えます。故に、算数が苦手な受験生に関しては、焦らずに小問集合パートで確実に点数を稼ぐことが出来れば、合格への道は開けます。逆に言えば、算数が得意な受験生に関しては、後半の大問パートでしっかり点数につなげられなければ、なかなか差をつけることのできない算数大好き少年には、つらい入試問題ともいえます。それでも、他の受験生と明治大学付属中野中学校の算数で差をつくりたいという受験生はしっかり後半の大問パートの対策を行ってまいりましょう。出題内容は、ある程度決まっています。

水量
水位のグラフの読み取り問題や容器を傾ける問題、おもりをしずめる問題など多岐にわたりますが、明治大学付属中野中学校の入試問題において水位の問題は、必須単元といえます。
速さ
ダイアグラムの読み取りが必要になるような問題が非常によく出題される傾向にあります。もちろん、ダイアグラムの描かれていない問題もございますが、基本的にダイアグラムに落とし込まなければ、整理しきれないレベルの問題が出題されます。よって、明治大学付属中野中学校の算数で速さを得点源にするためには、ダイアグラムの読み取りはもちろんのこと、ダイアグラムに整理する演習を行う必要があります。
面積比
相似などを利用した定番問題です。ピラミッド型や砂時計型の相似を見つけ出すことはもちろんのこと、三角形の面積比のパターンは一通り把握しておくことがとても重要です。この単元は、明治大学付属中野中学校のみならず、どの中学校のでも頻出単元となることが多いですので、確実におさえておきましょう。
食塩水・売買損益
食塩水・売買損益の問題も中学受験に入試問題において人気な算数の単元です。食塩水に関しましては、指導を受けている講師によって指導方法が異なることが多い単元の定番ですが、天びん図や面積図の解法だけに留まらず、問題整理をするためにフローチャートなんかも利用できるとよいです。売買損益に関しましては、仕入れ値、定価、売価をしっかり整理できるまとめ方を身につけておくとよいでしょう。これも、明治大学付属中野中学校の算数だけに留まった対策ではございませんが、明治大学付属中野中学校で他の受験生に算数で差をつけるためには、必要不可欠となります。

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