【大学受験】MARCH 2026年 共テ利用方式の教科と配点 理系

2026年1月4日

【大学受験】MARCH 2026年 共テ利用方式の教科と配点 理系

【大学受験】MARCH 2026年 共テ利用方式の教科と配点 理系

1. はじめに

はじめにの挿絵

本記事では、2026年度におけるMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の理系学部「共通テスト利用入試」について、配点比率に基づいた合格戦略を徹底解説します。 一般的に「共通テスト利用はボーダーが高くて難しい」と思われがちですが、実は大学ごとの配点の癖を理解することで、一般入試よりも有利に合格を勝ち取れるケースが少なくありません。特に理系受験生にとっては、「数学の配点が極端に高い学部」や「英語の点数圧縮・回避が可能な方式」を知っているかどうかが、MARCH合格へのショートカットとなります。ただ闇雲に出願するのではなく、入試の仕組みを味方につけることが重要です。今回は全5つの視点から各大学のデータを紐解き、あなたの得意科目を最大限に活かすための最適な併願プランをご提案します。


2. 明治・立教:バランス重視の王道パターン

明治・立教大学のイメージ

まずは明治大学と立教大学について解説します。この2校の共通テスト利用入試を一言で表すなら「バランス重視」です。明治大学の理工学部(3科目方式)や総合数理学部では、基本的に英語・数学・理科がそれぞれ200点ずつ配点されるケースが多く、特定の科目が極端に重視されることはありません。つまり、どの科目でもまんべんなく高得点を取れる「オールラウンダー型」の理系生に向いていると言えます。 立教大学の理学部も同様の傾向があり、4教科型や6教科型など複数の方式が存在しますが、英語・数学・理科の配点比率はフラットであり、突出した偏りは見られません。一部、理科や情報の選択によって微調整は可能ですが、基本的には「苦手科目を作らないこと」が合格への鍵となります。したがって、明治・立教を志望する場合は、共通テストに向けた全科目の基礎固めを徹底し、総合偏差値を底上げする学習計画が必要不可欠です。逆に言えば、何か一つでも極端に苦手な科目がある場合は、後述する他大学の方式を検討する方が賢明かもしれません。


3. 青山学院:数学特化で狙える社会情報学部

青山学院大学のイメージ

次に青山学院大学です。ここでは理系受験生に強くおすすめしたい「穴場」とも言える学部が存在します。それが社会情報学部(3科目型)です。この学部は文理融合系ですが、共通テスト利用入試の科目選択ルールに大きな特徴があります。通常、文系学部であれば国語や地歴が必須となりますが、ここでは「国語・地歴公民・数学」の中から2科目を選択する際、なんと「数学から2科目」を選ぶことが可能なのです。 具体的には、「数I・A」と「数II・B・C」の両方を選択し、さらに英語を加えた3科目で受験できます。配点は合計300点満点のうち、数学2科目分で200点を占めることになります。つまり、全体の約66%が数学の得点で決まるという、極めて数学偏重の配点設計となっています。「英語や国語で点数を落としがちだが、数学には絶対の自信がある」という理系特化型の生徒にとって、ここはまさに逆転合格を狙える絶好のチャンスです。理工学部だけでなく、こうした文理融合学部の配点特性を知っておくことで、併願戦略の幅は大きく広がります。


4. 中央大学:理系生が有利な経済学部の活用法

中央大学のイメージ

中央大学にも、理系生が見逃してはならない重要な戦略があります。もちろん理工学部も有力な選択肢ですが、ここで特筆すべきは経済学部の共通テスト利用(4教科型)です。「理系なのに経済学部?」と疑問に思うかもしれませんが、この方式の配点構造には理系生に有利なカラクリがあります。 この方式では、英語300点、国語・数学(必須)で各200点に加え、選択科目(数学・理科・地歴など)で200点という配点になっています。ここで重要なのが、選択科目として「数学」を選ぶことができる点です。必須の数学(200点)と選択の数学(200点)を合わせると、900点満点中400点(約44%)が数学の点数となります。一般的な文系受験生よりも数学が得意な理系生であれば、この高配点を活かして有利に戦うことができます。「とにかくMARCHの合格枠を確保したい」「将来のために数理的な経済学を学びたい」と考える理系生にとって、中央大学経済学部は非常に賢い併願先となります。


5. 法政大学(科目戦略):英語なしで勝てる方式

法政大学・科目選択のイメージ

法政大学には、英語が苦手な理系生にとって救世主とも言える画期的な入試方式が存在します。それがデザイン工学部(システムデザイン学科など)のB方式です。多くの大学で英語が必須科目となる中、この方式は極めて異例のルールを採用しています。 具体的には、国語・数学・理科・英語の4教科の中から、高得点の3科目を選択して合否判定を行います。つまり、「数学・理科・国語」の3つを選んで受験し、英語を完全に回避する(判定に使わない)ことが可能なのです。理系生の中には「理数系は偏差値70超えだが、英語だけはどうしても伸びない」というタイプが一定数います。そうした生徒にとって、英語なしで勝負できるMARCHの学部は非常に貴重な存在です。国語(現代文)がある程度できるのであれば、英語のリスクをゼロにして合格率を一気に高めることができます。自分の得意・不得意を冷静に分析し、こうした特殊な方式を組み込むことが合格への近道です。


6. 法政大学(日程戦略):C方式で国立発表待ち

法政大学・日程のイメージ

法政大学にはもう一つ、「C方式(5教科6科目など)」という強力なメリットを持つ入試方式があります。これは特に国立大学を第一志望とする受験生にとって、最強の滑り止め戦略となります。その最大の理由は、入学手続きの締切日が「3月24日」に設定されている点です。 通常、私立大学の入学金(手付金)の支払期限は2月中旬から下旬に設定されており、国立大学の合格発表(3月上旬)を待たずに数十万円を支払わなければならないケースがほとんどです。しかし、法政C方式で合格しておけば、国立の結果が出るまで支払いを待つことができます。つまり、国立に合格すれば入学金を支払う必要がなく、万が一の場合だけ支払えば良いため、経済的な負担を最小限に抑えることができます。科目数は多くなりますが、国立型の勉強をしている理系生であれば負担は少なく、安心して本命に挑むための「保険」として、法政C方式は必ず出願リストに入れておくべきでしょう。


7. まとめ

本記事を通じて、MARCH理系学部の共通テスト利用入試における配点のカラクリと、それを利用した戦略的な併願の重要性をお伝えしてきました。単に偏差値や大学名だけで出願先を決めるのではなく、「数学だけで勝負できるか」「英語のリスクを回避できるか」「入学金支払いを待てるか」といった視点を持つことで、合格の可能性は飛躍的に高まります。 受験は情報戦です。限られた時間とリソースの中で最短経路を進むためには、自分の適性に合った方式を選び抜くことが不可欠です。進塾では、最新の入試データに基づき、一人ひとりに最適な合格プランを提案しています。具体的な併願パターンの相談や学習計画にお悩みの方は、ぜひ公式LINEや無料学習相談をご活用ください。


8. まとめ動画

今回取り上げた「【大学受験】MARCH 2026年 共テ利用方式の教科と配点 理系」を解説した動画です。ぜひ動画も参考にしてみてください。チャンネル登録もお忘れなく!

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