2019年5月10日
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スピード勝負の共立女子中学校の算数
今回は、共立女子中学校についてお話させて頂きます。共立女子中学校の入試問題は、算数のみに留まらず、平均点の非常に戦いになります。受験者から見ても比較的易しめの問題構成となっていることでしょう。しかしながら、注目すべきは制限時間です。ちなみに、算数は45分間の試験になります。
スピードと正確性。バランスが大事な共立女子中学校の算数
共立女子中学校の算数で求められていることは、大きく2つ。スピードと正確性です。
スピードを意識した問題演習
45分間という短い制限時間の中で行わる共立女子中学校の算数は、20問程度の問題を解くため、一度躓くと最後まで解ききることが出来なくなります。そのため、分からなかったらあきらめる潔さも必要になりますので、日ごろから時間を意識した問題演習を心がける必要があります。授業の演習や家庭学習に対して、「時間を計りながら演習を行い、分からない問題はあきらめて解説を理解する時間に回す。」というような習慣を作れるとよいでしょう。
正確性を意識した問題演習
共立女子中学校の算数は、上記の通り時間を意識すると同時に65%以上の高い正答率が必要なため、「短い時間での見直し」を出来るようになるとよいでしょう。なかなか身に付きにくいテクニックではございますが、日ごろの問題演習で、途中式をまとめる訓練が必要になるでしょう。算数のテスト中には、自分で自分の間違いを見つけ出すことが必要になりますので、日ごろから途中式をしっかりまとめ、丸つけをして間違えた問題は、途中式から間違えた式を探し出すよう意識していくとよいでしょう。途中式から短い時間で間違い探しが出来るようになってきます。
共立女子中学校の算数の傾向の変化
共立女子中学校の算数は、前々から出題傾向には、大きく偏りがある印象でした。前半は3問程度の計算問題に、5問程度の小問集合が出題され、後半は図形・点の移動や速さとグラフ、規則性などが出題されます。年度にもよりますが、難易度はそれほど高くなく、共立女子を挑戦するだけの偏差値が整っているようであれば、それほどの苦戦は強いられませんでした。しかし、近年(平成28年度から)の共立女子中学校の算数はそれに加え、長めの問題文(説明文)の誘導に乗らなければならない問題が出題されやすい傾向にあります。しっかり誘導を意識して、問題を取り組む訓練なども行えると共立女子中学校の算数は万全のものとなることでしょう。
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