予習シリーズ学習法～算数編～

予習シリーズは一週間一単元ずつ進めていき、上巻と下巻がそれぞれ半期で終了するように構成されております。焦って一週間で２単元を進めるようなことをする必要がなく、ペースがとてもつかみやすい教材となっております。一週間一週間のペースをしっかりつかみながら、学習に取り組みましょう。ちなみに、大手学習塾の四谷大塚と早稲田アカデミー予習シリーズを使用して授業を行っております。四谷大塚では4年生100分、5年生175分、6年生200分の算数の授業時間が設定されており、早稲田アカデミーでは4年生80分、5年生160分、6年生160分の算数の授業時間が設定されております。それを目安に勉強時間を確保できるとよいでしょう。

予習シリーズの必修例題と応用例題は、問題の近くに解説がついています。解説をしっかり確認しながら、問題に取り組めるように作られております。一般的な小学生では、解説を丸写しして分かった気になって終わってしまいますので、その下の例題を使って確認を行うと予習シリーズの必修例題や応用例題を有効に活用できることでしょう。

予習シリーズの基本問題は、偏差値45以上を目指すのであれば、必ず解けるようにしたい問題となっています。必修例題の内容がしっかり理解できているかを確認しましょう。出来があまりよくないように感じる場合には、少し時間を空けてから予習シリーズの演習問題集に収録されている反復問題(基本)を解いてみるとよいでしょう。

予習シリーズの練習問題は、偏差値55以上を目指すのであれば、必ず解けるようにしたい問題となっています。必修例題・応用例題の内容がしっかり理解できているかを確認しましょう。出来があまりよくないように感じる場合には、少し時間を空けてから予習シリーズの演習問題集に収録されている反復問題(練習)を解いてみるとよいでしょう。

予習シリーズの学習がしっかり出来ましたら、予習シリーズの週テスト問題集を取り組んでみるとよいでしょう。4年生は、aコース、bコース、cコースと3つのコースに分かれており、5,6年生は、aコース、bコース、cコース、sコースと4つのコースに分かれております。自分に合ったコースの問題をテスト形式で、解いてみましょう。これでしっかり点数が取れていれば、その一週間の内容は、しっかり身になったということになります。