慶應義塾中等部合格への算数

2019年5月13日

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慶應義塾中等部の算数は、簡単?

今回は、慶應義塾中等部についてお話させて頂きます。慶應義塾中等部といえば、慶應大学の附属校であり、とても人気の高い難関校です。しかしながら、慶應義塾中等部の算数の入試問題はここ十数年、ほとんど難問は出題されておりません。きっと過去問を見てみるとこんなに簡単でいいの?と疑問に思うことでしょう。それでも、受験生がなかなか高得点を取ることができない理由は、とても短い時間制限です。40分で20問程度出題される慶應義塾中等部の算数は、受験生を苦しめることは間違いないでしょう。

慶應義塾中等部の算数の時間制限

40分で20問程度の処理を行わないとならない慶應義塾中等部の算数は、見直す時間はほとんど取れません。慶應義塾中等部を受験するのであれば、他の中学校とは異なる対策が必要となるでしょう。今回は、慶應義塾中等部の算数にあった学習方法をいくつかご案内します。

一行問題を時間を計って解く演習

慶應義塾中等部の算数は、とにかく小問集合が多いです。それらの問題を1問あたり1.5分程度でこなす意識が必ず必要となります。そのため、普段の学習で「難問を意識した学習」や「一問に拘った学習」を行っていても、慶應義塾中等部の合格に近づくことはありません。まず、「10問程度の小問を用意して、15分間で何問解けるか」といった形で問題を行い、間違えた問題は解説で確認といった演習を行うと、慶應義塾中等部の算数に非常に合った学習となるでしょう。

問題数を意識した演習

慶應義塾中等部の算数は、1問2分以内で解かなければならないため、問題を見た瞬間に解き方を思いつく瞬発力が必要になります。長い文章題を整理するような他の難関校に出題されるような問題演習は不要です。偏差値50~55相当レベルの問題をたくさん解きましょう。見た瞬間に、「知ってる!」と思える必要があります。

傾向の合った入試演習

慶應義塾中等部の算数のように、時間制限の中で高得点を目指す入試問題というのは、他にも存在します。例えば、同じ附属中学校である青山学院中学校や女子御三家である女子学院中学校などですね。それらの中学校も含め、しっかり時間を計り過去問演習を行ってみましょう。出題傾向などは多少異なりますが、時間を意識した演習を行うことができますので効果的です。このような時間制限の中で高得点を目指すような入試問題を出題する中学校を受験校で揃えておくと、どの受験校もいっぺんに対策ができ、とても効率的です。

慶應義塾中等部の算数と出題傾向

慶應義塾中等部の算数を非常に分かりやすい問題構成となっています。

大問1:計算・数の性質(4問程度)

慶應義塾中等部の算数の大問1は、計算問題が2問程度出題され、残りの2問は場合の数や倍数・約数の問題などが出題されます。工夫が必要な計算問題なども出題されますので、計算テクニックはしっかり習得しておきましょう。何度も言いますが、慶應義塾中等部の算数は制限時間が短いです。このあたり関しては、1問に1分で解きたいので、計算テクニックがない時点でかなりつらくなります。

大問2:文章題(4問程度)

慶應義塾中等部の算数の大問2は、食塩水・売買損益・速さ・相当算などの割合の絡む文章題で構成されます。慶應義塾中等部の算数の大問2もかなり偏りのある構成ですので、過去問をしっかりこなして問題には慣れておくとよいでしょう。

大問3:平面図形・立体図形(4問程度)

慶應義塾中等部の算数の大問3は、平面図形の問題である角度、相似、面積比と立体図形の問題である回転体が中心に構成されています。年度によっては、ここの問題数が削減されることもございますが、その場合必ず後半に図形問題が出てきますので、図形問題は必ず一定量、出題されます。

大問4~7:総合問題(4題×2問程度)

慶應義塾中等部の算数の大問4以降に関しては、年度により多少異なりますが、出題されやすい問題はおよそ決まっています。

文章題
速さや点の移動を中心に出題。とくにダイアグラムを使用する問題が頻出
図形問題
水量に関する問題を中心とした立体図形を出題
数の性質
場合の数や約束記号を出題。規則を意識した問題が頻出

これだけの偏りがございますので、過去問を行い慣れることが慶應義塾中等部の合格に非常に有効な対策となります。

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