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難関校・海城中学校
今回は海城中学校についてお話させて頂きます。海城中学校といえば、医学部への輩出実績が非常に多い人気中学校の1つですよね。医学部を目指すなら、「2月3日は海城中学校!」そんなイメージが非常に強い学校です。しかしながら、早慶の附属校にも匹敵する難易度とあって入試問題も非常に、どの科目も複雑に構成されています。その中でも、入試の運命を左右する算数にスポットを当ててお話させて頂きます。
海城中学校の算数の特徴
海城中学校の算数は、算数を得意としていて算数で高得点を目指したいという生徒と算数で最低限の点数をキープしたいという生徒で対策方法が変わってくると考えています。
しかしながら、これが算数を得意として高得点を取ろうとするとなかなか大変なのではないかなと思います。
生徒によって対策が大きく変わる中学校のように感じています。
海城中学校の算数は、出題傾向が非常に分かりやすいです。水量や動点、速さのグラフの読み取りや整理、立体を絡めて動点や切断面を想像させるなどやらせたいことも明確です。しかしながら、このような単元というのは、生徒は非常に苦手としています。逆に言ってしまえば、この辺をしっかり対策することで、最低ラインをしっかりキープできるということです。「算数は本当に苦手で、海城中学校は足切りがあるから…」なんてお話をよくお聞きしますが、海城中学校の算数は対策単元をしっかり絞って行っていけば、足切りにあうことは、ほとんどありません。過去問やそれに準ずる問題を単元を絞りながら、何度も何度も繰り返し解くように心がけましょう。
海城中学校の算数で、高得点を取るためには「手を動かせる力」が必要になります。ここから海城中学校の算数を対策する上で最も重要な部分になりますが、海城中学校の算数の入試問題を見ると説明が非常に長かったり、一見の何の問題なのかわからない問題が毎年のように出題されています。生徒からすると、今まで解いたことのない問題に打ちひしがれることでしょう。そのような状況に立ったときに、「手を動かせる力」が非常に大事になります。しかし、この訓練は短期間で会得することはとても難しいです。普段、大手集団塾のカリキュラムに沿ってコツコツパターン演習を行ってきた生徒からするとどうしていいか分からなくなります。普段から、図や表、グラフなどでまとめる訓練をしていることで、解答の糸口が見えやすくなりますので、意識しておきましょう。直近の対策では、麻布中や開成中などの算数の問題を抜粋して演習を行うことで、海城中学校の算数のよい対策となるでしょう。