2022年3月11日
高校受験はもう始まっている
高校受験は中学3年生の1月から3月にかけて実施されます。これは私立や公立などの自分の受験する高校や、推薦や一般などの受験形式によって異なりますが、一般入試の筆記試験は大体この3か月間に集中しています。そこで留意したいのは、中学3年間の授業を学校のカリキュラム通りに進めていると、受験校の対策が十分に取れなくなる可能性があるということです。また、中学校では「内申」と呼ばれる、受験先の高校に提出する成績通知書があります。これに重要な影響を及ぼすのが、学期ごとに設置されている定期テスト(中間テスト・期末テスト)です。つまり、定期テストを受験しながら、高校受験対策も行っていかなければなりません。
では、中学校へ入学してからどのような勉強をしていけば良いでしょうか。以下の3点が入学時から中学校2年生の夏休みまでの間に押さえておきたいポイントです。
① 1年間半で中学3年間を完了させる
② 基礎の定着
③ 受験校を大まかに絞る
中学生になり、勉強だけでなく部活動や委員会活動も活発になるでしょう。しかし、中学生前半の時間が最も重要です。
中学1年~中学2年夏休みまで
①1年間半で中学3年間を完了させる
中学3年間分のカリキュラムを約1年間半で完了しておくと、中学2年生の夏休み明けから応用問題に挑戦することができ、中学3年生では受験校の過去問題に特化して勉強できるようになります。このような形で勉強を進めていけば、受験まで余裕を持って対策を練ることができるでしょう。また、学校の定期テストで上位を狙えるように対策をしましょう。特に公立高校を第一志望校にすると確定している場合や併願校として視野に入れている場合は、内申点が合格の判断基準の一つに なることがあるため、受験期に自分を苦しめないようにきちんと準備する必要があります。
②基礎の定着
①のように、1年間半でカリキュラムを完了していれば、学ぶべき内容の中で足りない部分や抜けていた部分を早い段階でカバーでき、受験期間近で慌てることもありません。これには学習塾の活用が効果的です。学習塾で学校の授業を先取りし、学校の授業で復習するという形式です。予習(学習塾)と復習(学校)を自然にこなせるサイクルが出来上がり、習った内容の定着が期待できます。応用問題に挑戦するにあたって、知識の土台をしっかり作っていく必要があります。
③受験校を大まかに絞る
この頃から自分の苦手分野や得意分野が分かってくるでしょう。外部のテストや学習塾のテストの成績を参考に、自分のレベルを把握しましょう。高校受験は学校内の定期テストとは異なり、県や地方規模のライバルと戦わなければなりません。自分のレベルややりたいことに合わせて大まかに志望校を決めてみましょう。気になる学校がある程度見えてきたら私立や公立、国立など学校の種類分けから始め、大まかな受験日程まで把握できると高校受験に対するイメージがしっかりしてくると思います。目標設定ができるとこの先の勉強のモチベーションに繋がります。
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