2019年5月7日
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◇理系英語と文系英語
みなさん、こんにちは。GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?大学受験部責任者の土方裕典です。今日は、大学受験の文系学部英語と比較すると、比較的難易度が低いと考えられがちな理系学部英語について、お話ししたいと思います。中高一貫校に通う中学生で理系進学を考えている方や、現在理系に進学し、英語が苦手で大学受験の勉強に苦戦している方は是非ご覧になっていただければ嬉しいです。
◇大学受験における理系英語に求められる能力
大学受験において、英語が文系・理系問わず、最もウェイトが高いことは言うまでもないことですが、理系に進学した生徒の中には、「英語が苦手で文系と比べて、英語が簡単で受験しやすいから」と考えている方もいるのではないでしょうか?ですが、実際はそうでしょうか?私の結論から申しますと、そんなことは決してないと考えています。たしかに、上位難関校(東大・一橋・早慶上智)文系学部に求められるような高度な英文解釈・英文法・英作文までは必要とされてはいません。しかし、速読力や語彙力のレベルに関してはほとんど引けを取らないレベルだと思います。なぜならば、大学から理系学部に進学する学生に求められる能力として、英字論文の先行研究を読むことも想定されているからです。つまり、理系英語は専門的な語句を認識する語彙力と、分析レポートなどに対応した情報分析力、そして、素早い速読力が文系学部以上に求められているのです。
◇大学受験における理系英語の特色として
では、大学受験における理系英語はどんな問題が出題されやすい傾向にあるかをお話いたします。各大学の英文読解に関しては500Words~700Wordsの英文を20~25分ほどで設問まで解答させる形式が多いように思えます。文系の英語の試験時間を考えると、理系英語は試験時間が短く設定されているため、かなり高度な速読力を要求されているように思えます。また、グラフを読み解いたり、与えられた説明文から視覚的に場所を解答させるようなTOEIC・TOEFLにありがちな情報処理問題も多く出題されています。つまり、大学受験における理系英語は英語を読む力を求められているのではなく、「英語を情報処理・分析をするためのツールとして使いこなす力」を重要視しているのです。実に理系らしい合理的発想といえるでしょう。その反面、理系英語の英文法問題に関しては問題集でよく見られるような基礎中の基礎の設問が多くみられます。ここを落としてしまわないようにすることが最も合否を分けるポイントになってくるのではないかと思います。
◇対策をした者が制す、大学受験理系英語
理系英語を制するには、特別な勉強は必要ありません。上にあげたことを意識できるかの話です。普通の努力をしてください。というは易しですが、なかなか苦手意識を簡単には払拭できないでしょう。だからこそ、早くからそういった悩みに応えて、大学受験を優位に進めていく生徒にしてあげたいと私自身強く思っています。進塾では少人数制の集団授業であるために、みなさんのレベルに合わせた授業をオーダーメイドで行っています。また、個別授業でもさらに深い英語力を身に着けてもらえるような総合的な学習サポートカリキュラムをご用意してございます。まず、飛び込んでみると思って、是非当塾の門をたたいてみてください。
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