2019年4月23日
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◇イディオム学習の必要性
みなさん、こんにちは。大学受験責任者の土方裕典です。今日のコラムテーマはみなさんが学習のなかでも嫌悪しているに違いない、英語イディオムについてです。大学受験の出題内容としても、和訳、語法、英文法、語彙問題(同意表現選択)と多岐にわたるイディオム問題。1点を争う大学受験では、この取りこぼしを是が非でも避けたいと思うでしょう。盤石の語彙力を求め、イディオムを制覇するためのコツを今回は「前置詞」をキーワードとして考察していこうと思います。
◇前置詞はイメージで捉えよう!
英語を勉強している人にとって「前置詞」は最も身近で単純な語句に見えますが、実にたくさんの意味を持ちます。そのどれもこれもすべてをinputして理解しようとするのは骨が折れますよね。しかし、どの前置詞も「核」となる意味を持ち、その派生から意味が生じているだけなのです。だからこそ、前置詞はまず核となる意味を押さえることが最も重要になります。そして結果的に、イディオムを覚えるだけではなくなるため、自分の思考力をもって空欄補充問題などの設問にチャレンジできるようになります。遠回りしているように見えますが、実に合理的な学習法といえるので、是非具体例を通して実践してみましょう。
◇具体例を通して
①依存の「on」
[ depend on ~ ] [ rely on ~ ] [ count on ~ ] 「~に頼る、依存する」 前置詞「on」はもともと「~のうえに」と訳出されるように核となる意味は「接触=くっついている」を表しています。つまり、この「依存」の意は「接触」→「心の接触」→「依存」と派生されているだけです。会話表現でもよく見かける“It is on me.”「それ、おごるよ」というイディオムもこの依存のonに由来しています。
②交換の「for」
◇設問を想定した学習を必ず心がけること
大学受験の英語学習におけるイディオム単元は頻出であり、避けることができないです。ですが、時間をかけすぎることもできません。だからこそどういう風に設問になりえるかを考えたうえで勉強することが何よりも重要になります。まとめると、以下のように学習することをおススメします。 ①前置詞の意味を考え、相性のいい単語と語句のシナプスを作っておくこと ②同意表現問題対策で、同意になるイディオムはセットにしておくこと この2つをこそ、大学受験におけるイディオム学習の鉄則になります。実践してみてください。
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