中央大学附属中学校合格への算数

2019年4月27日

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中央大学でも中学受験では、算数は最重要教科!

今回は中央大学附属中学校の算数についてお話させて頂こうと思っております。中央大学といえば、やはり花形は法学部ですよね!そうすると、世間ではやはり文系の大学で文系教科で合格できる学校というイメージになってくることでしょう。しかし、実際は全く異なります。赤本なんかを確認して頂ければ一目瞭然ですが、算数以外の3教科は受験者平均と合格者平均の差は5点程度たのに対し、算数は受験者平均と合格者平均の差は15点程度ございます。まあ、これは中央大学附属中学校だけに留まった話ではありませんが、算数の受験者平均と合格者平均の差が15点というのは、他の中学校と比べても飛びぬけていますし、何より世間のイメージする中央大学とはだいぶかけ離れたものになりますね。

中央大学附属中学校の算数は変わってきている?

10年前の中央大学附属中学校の算数
余談にはなるのですが、中央大学附属中学校は元々高校からのみの募集でした。中学校が出来た当初、どんな算数の問題を出すのだろうと思い、興味本位で問題を見てみたのですがとても簡単そうに見えました。このような問題が出来たら中央大学へ行けると思うとこんなにいい学校はないなと…。しかし、解いてみるとなかなか大変だったことを覚えています。計算が非常に大変だったんです…笑。問題の解き方が分かっても、答えがどうしても合わない受験生は点数を落としていったのでしょう。さらに、問題数がまた多かったんです…。そのころの私がまだ未熟だっただけかもしれませんが、受験者の平均点はとても低かったことを記憶しています。それでもこれは、10程度前の中央大学附属中学校の算数のお話です。

近年の中央大学附属中学校の算数
近年の中央大学附属中学校の算数にスポットを当ても、問題数で15~20問あり、やや問題数が多めです。問題内容としては、受験生の視点では「見たことある!」と感じるような問題も多数ある中で、受験生が苦手としがちなニュートン算や立体図形、油断をしていると時間を消費してしまいやすい場合の数や約束記号の問題などが多数出題されており、中央大学附属中学校の算数は受験生が思っている以上にとてもしたたかです。

中央大学附属中学校の算数でリードするために

中央大学附属中学校の算数でリードをするために意識するべきことを何点か上げさせていただきます。

前半の小問集合を確実に得点源に
中央大学附属中学校の算数の小問集合は、後半の問題と比較すると非常に点数になりやすい問題が集中しています。算数を苦手とする受験生でもここに関しては、ミスの内容に正確に得点につなげる必要がありますし、算数を得意とする受験生においてもここを外してしまっては、後半で点数が取れても伸び切らない状況になります。中央大学附属中学校の合格を目指すのであれば、小問集合は必ず得点につなげましょう。
苦手分野(ニュートン算・立体図形)の克服
中央大学附属中学校の算数は受験生が苦手分野としやすいニュートン算や立体図形、図形の移動などを躊躇なく出題してきます。このような単元を苦手分野とする受験生はしっかり準備を整えておきたいところになります。これだけ受験生の苦手とする分野を頻繁に出している様子を見ると、個人的には苦手分野はしっかり克服しておくようにという中央大学附属中学校からのメッセージなのではないかなと感じてしまいますね。お持ちの教材で、苦手な単元はしっかりと把握し、克服しておきましょう。

効率のよい計算の意識

中央大学附属中学校の算数で、もっとも大事なことは効率のよい計算の意識することだと感じています。これは、10年前から変わりません。計算問題を見てみても一工夫を求めるような問題は頻出ですし、数え上げたり、書き出したりすれば、自然と答えが導ける問題も多く存在します。しかし、それでは中央大学附属中学校は合格できません。なぜなら、中央大学附属中学校の算数は問題数が多いのです。ここに、中央大学附属中学校のしたたかさが出ていますね。いかに、効率のよい計算方法を身につけているかで、中央大学附属中学校の算数を得点源に出来るかが決まります。普段の学習から効率のよい計算で問題に取り組む姿勢をお持ちの受験生は、中央大学附属中学校は有利になります。普段から、意識するよう心がけましょう。

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