2025年6月7日
目次
【大学受験】語彙力がカギ!英検合格の効率最強メソッド
1. 合格のカギは「大問1」—シンプルな目安とは?

英検合格の目安として、点数配分を理解することは非常に重要です。特に注目すべきは「大問1」、語彙の4択問題です。吉先生によると、この大問1で8割以上の正答率を目指すことが、合格の大きな目安になるとのこと。これはレベルに関係なく共通しており、例えば15問中12問正解すれば、おおよそ合格圏内に入れるといいます。 なぜこのパートがそれほど重要なのかというと、長文問題やリスニングでは、文脈から意味を推測できる場合が多く、ある程度の感覚でも得点できるからです。しかし、大問1は純粋に語彙力と文法力が問われるため、知識の有無が点数に直結します。この部分で点を落とすと、他でカバーするのが難しくなるのです。 逆に、大問1で8割以上得点できれば、他のパートもある程度の力があると判断でき、全体としての合格可能性が高まります。長文読解で数問間違えても合格できる余地が残されるため、試験全体の戦略上も非常に効率的なポイントといえるでしょう。 また、吉住先生の経験では、多くの受験生がこの大問1での得点率に比例して合否が分かれているとのこと。したがって、全体の点数を気にするよりも、まずはこのパートに集中して学習することが合格への近道といえます。 まとめると、英検対策を始める際には、まず大問1の語彙問題で8割を取ることを目指しましょう。この目標が達成できれば、他のパートも自然と得点できるようになり、結果的に合格ラインに乗る可能性が大きく広がります。
2. 語彙と文法を制する者が大問1を制す

大問1で8割以上を取るためには、具体的にどのような学習をすればよいのでしょうか?吉住先生は、主に「文法力」と「語彙力」の2つの軸をしっかりと鍛えることが必要だと述べています。まず文法についてですが、4択問題では単語そのものだけでなく、その「形」が問われるケースが多々あります。 例えば、同じ動詞でも原形、過去形、現在分詞、不定詞など、文法的な形の違いを選ばせる設問が頻出です。こうした問題に対応するには、文法のルールを体系的に理解し、実践の中で使えるようにしておく必要があります。吉住先生は特に「分詞」の理解を重視しており、「過去分詞は〜される」「現在分詞は〜する」という基本的な意味だけでも身につけておくと、即効性のある得点アップにつながると話しています。 次に語彙力についてですが、これは言うまでもなく重要です。特に英検では、級が上がるにつれて問われる単語のレベルも上がります。吉住先生は「単語帳をどれだけ回したかが結果に直結する」と強調しており、語彙力の充実こそが合格への基盤であると語っています。 また、単語を覚える際には、ただ意味だけを暗記するのではなく、例文の中で使い方や語感も一緒に学ぶことが推奨されます。これにより、選択肢の中で最も自然な語を選ぶ力が身につくのです。 このように、大問1で8割を取るには、文法と語彙をバランス良く学ぶ必要があります。特定のパートだけに偏るのではなく、総合的な言語力を高めることが、英検合格への近道です。
3. 意外な落とし穴—「時間配分」で合否が決まる

大問1で高得点が取れているにもかかわらず、不合格になるケースがあるといいます。その原因の一つが「時間配分」です。問題をすべて解き終えることができなければ、当然ながら点数には結びつきません。 英検にはそれぞれの級に応じた試験時間が設定されており、問題構成も異なります。例えば、5級では全25分の中で大問1(15問)を8分、大問2の会話文を5分、並べ替え問題を12分で解くのが目安となっています。同様に4級では35分、3級では65分と段階的に試験時間が延び、問題数も増えていきます。 特に準2級以上になると、ライティングも含まれるため、時間の使い方がより重要になります。吉先生は「各大問にかける時間を明確に意識することが必要」と述べています。たとえば語彙問題(大問1)では、1問あたり30秒で解くのが基本です。それ以上かかる場合は無理せず飛ばす決断も必要です。 長文の穴埋め問題は1問2分、会話文は全体で12分、並べ替えはやや時間をかけてもよく、3分程度でも可とされています。最後のライティングや要約問題には20~30分ほど時間を残しておくのが理想です。 このように、事前に「自分用の時間割」を頭に入れておくことが、合格の可能性を大きく高めます。時間配分は対策の中でも軽視されがちですが、実は最重要ポイントの一つなのです。
4. リズムを作れ!実践演習で本番に強くなる

試験本番で時間内に全ての問題を解ききるためには、事前のトレーニングで「リズム」を身体に叩き込んでおくことが必要です。吉住先生は「各パートにかける時間の感覚を、過去問演習やドリルで練習しておくことが重要」と強調しています。 大問1の語彙問題では30秒以内、大問2の会話文は12分、大問3の並べ替え問題は1問につき2~3分、大問4の長文問題は1問3分を目安にします。要約や英作文は受験者の自由度が高い分、残った時間を上手に使いましょう。20分〜30分を見積もっておくと、落ち着いて取り組むことができます。 特に英検準2級以上では、ライティングの配点が高くなっており、ここでの得点が合否を左右する場面も増えています。時間が足りずに白紙のまま提出するのは絶対に避けたいところです。 このように「何分でどの問題を解くか」という感覚を養うには、実際に時間を測りながら問題を解くしかありません。過去問を活用し、限られた時間の中でベストなパフォーマンスが出せるように訓練しておくことが、最大の合格対策になります。 吉住先生のアドバイスを総括すると、英検合格のためには「語彙と文法の基礎力」「明確な目安(大問1で8割)」「時間配分の管理」「リズムの定着」という4つの柱が不可欠だと言えるでしょう。
5. まとめ

以下のリンクにある動画では、英語の基礎がほとんどない状態からでも、英検準1級や1級といった高難度の資格に合格するための具体的な勉強法を、進塾の吉住先生が解説しています。 まず前提として、「正しいやり方」を踏まえれば、英語が得意でない中高生でも準1級・1級を目指すことは十分に可能です。動画では特に「単語の覚え方」や「リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング」それぞれに合った効果的な勉強法を、段階的に紹介しています。 単語学習では、ただ暗記するのではなく「単語を知っている=読めて聞けて使える状態」にすることが大切です。また、リーディングでは構文把握力と語彙力を両立させることが不可欠であり、そのための教材選びや読み方にも工夫が必要です。 リスニングでは、単語力に加え、文の「かたまり」で聞き取る訓練を重視しています。そしてライティングやスピーキングについても、テンプレートに頼らず、自分の意見を英語でしっかり述べられる力を養うことが求められます。 このように、進塾では「受験勉強」と「実用英語」の両立を重視しており、試験合格だけでなくその先を見据えた英語力を育成する方針です。やるべきことは明確なので、正しい方法を継続すれば、ゼロからでも確実に英検準1級・1級合格が可能です。
6. まとめ動画
今回取り上げた「【大学受験】これで合格! 英検対策 合格の目安篇」を解説した動画です。興味がある方は、ぜひ動画も参考にしてみてください。チャンネル登録もお忘れなく!
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