頌栄女子学院中学校 2026年度 第1回 理科の入試問題解説

2026年11月6日

SUSUMU JUKU / 2026 EXAM REVIEW

頌栄女子学院中学校・2026年度 第1回 理科

地震と防災、電磁石、溶解度、植物と森林の全4大問35項目を解説します。

第1問|地震と防災

問1

X 震度・Y マグニチュード・Z 震災

地点ごとの揺れ、地震の規模、地震による災害を区別する。

問2

イ・ウ

マグニチュードは地震一つにつき一つ。震度は観測地点ごとの揺れで、距離や地盤によって変わる。

問3

①ウ・②ア・③オ・④エ・⑤カ

手を急に動かすとおもりは慣性でその場にとどまりやすい。地震計では円筒が地面とともに動き、ペン付きのおもりは動きにくい。最初のずれは円筒が東に動いたときの相対的な向きに対応する。

問4(1)

秒速8km

BとCの震源距離の差は112−88=24km。初期微動の到達時刻差は3秒なので24÷3=8。

問4(2)

秒速4km

主要動の到達時刻差は6秒。24÷6=4。

問4(3)

32km

距離をd kmとすると、到達時間差はd/4−d/8=d/8。Aでは4秒なのでd=32。

問4(4)

7時5分38秒

初期微動が32km進むには32÷8=4秒かかる。Aの開始時刻7時5分42秒から4秒引く。

問4(5)

ウ

初期微動継続時間は距離に比例し、グラフは原点を通る直線になる。

問5

例:大きめのハンカチ

普段は手を拭くために使い、災害時にけがをしたときは傷口を押さえるのに使える。

第2問|電磁石とリニアモーターカー

問1

イ・エ

アイロンとオーブントースターは、電流で生じる熱を利用する。

問2

あ→い

電流は電池記号の長い線で示す正極から外部回路へ流れる。図では左から右。

問3

A・C・D

電流の向きは同じなので、巻き方を比べてFと同じ向きに電流が回るものを選ぶ。

問4

D>C=E>B>A>F

導線とコイルの抵抗を無視する。豆電球2個が直列の上段を中段の半分の電流として換算すると、A・B・Cは50・100・200回巻き相当。Eは200回巻きでCと等しい。Dは鉄心が太くEより強い。Fには鉄心がないためAより弱い。

問5

ウ

棒磁石を切っても、それぞれの断片にN極とS極ができる。

問6

エ

車体を持ち上げるには、上側は異極で引き、下側は同極で押す。

問7

エ

①・③で進行方向の磁石を引き、後方の磁石を押す。②・④は逆の極にし、巻き方から電流の向きを決める。

問8(1)

エ

時速540kmは秒速150m。1秒で3m間隔を50区間進む。反転回数が偶数なので元の向きに戻る。

問8(2)

0.02秒

隣のコイルまで3mを進む時間は3÷150=0.02秒。

第3問|水溶液と結晶

問1

硝酸カリウムの溶解度曲線

横軸を温度、縦軸を溶解度とする。10℃から10℃刻みで22、32、46、64、85、109、139、169の点を打ち、なめらかな曲線で結ぶ。

問2

イ(110)

高温ほど溶解度の増え方が大きい傾向を使う。70℃では57+18=75より大きく、60℃と80℃の値の中間189より小さい。この範囲に入る選択肢は110。

問3

オ

溶ける上限はaが11g、bが23×40/100=9.2g、cが57×20/100=11.4g。10gがすべて溶けるのはaとc。

問4

ア

塩化ナトリウムは冷やしても溶解度があまり下がらない。水を蒸発させて結晶を得る。

問5

(1)イ、(2)ウ

ミョウバンの結晶は正八面体、塩化ナトリウムの結晶は立方体が代表的。

問6

39%

水100gと硝酸カリウム64gを合わせた水溶液164gが分母。64÷164×100≒39%。

問7

11g

60℃で水100gに109g溶ける。水が90gになると98.1gまでしか溶けず、差の10.9gを丸める。

問8

31g

飽和水溶液164gあたり、水100gと溶質64g。10℃では22gだけ溶ける。差42gを120g分に換算すると42×120÷164≒30.7g。

問9

オ

水溶液100g中の溶質46gと水54gを、水100gあたりに換算すると約85.2g。表では50℃に近い。

第4問|植物の冬越しと森林

問1

①ア・②ウ・③エ

本文の植生から寒かったと読む。海水の体積が小さく海面が低いと、陸地の面積は大きくなる。

問2(1)

イ・ウ・オ

シイやカシなどの葉は厚く光沢があり、深緑色であることが多い。

問2(2)

④紅葉、⑤落葉

カエデなどは落葉前に紅葉する。落葉樹林の冬は地面に光が届きやすい。

問3

①イ・ウ、②エ・キ、③カ・ク、④ア・オ

ツバキとアカマツは常緑。ハルジオンとタンポポはロゼットなど、アサガオとホウセンカは種子、イチョウとサクラは冬芽で冬を越す。

問4

寒い地域では冬に光合成しにくく、暖かい地域では冬も葉を使って光合成できるため。

冬も葉を保つ利点があるかを、気温と光合成の関係で説明する。

問5(1)

ウ

夏緑樹林は夏に葉が茂り、冬に葉を落とす落葉樹の森林。

問5(2)

イ・ウ・エ

シイやカシから照葉樹林と分かる。暖かさの指数が85〜180の鹿児島・広島・金沢を選ぶ。

問5(3)

①117、②イ

平均気温が5℃未満の1〜3月を外す。4〜12月は月ごとに5を引き、3+9+17+23+25+23+11+5+1=117。表から照葉樹林と分かる。

解き直しの進め方

地震は距離と到達時刻、電磁石は電流と巻数、溶解度は水と水溶液の質量を区別しましょう。

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