2026年11月6日
SUSUMU JUKU / 2024 EXAM REVIEW
芝浦工業大学附属中学校・2024年度 第1回 理科
放送問題3問を含む全7大問・34項目を解説します。問題冊子とあわせてご覧ください。
第1問|放送問題
(1)
6
放送で示された米国本土の標準時は4つ。アラスカ州とハワイ州を含めると6つ。
(2)
13時
日本の東経135度とエジプトの東経30度の差は105度。日本は7時間進むので6+7=13時。
(3)
ウ(16時間)
日本の東経135度とデンバーの西経105度をグリニッジを挟んで比べると240度。15度につき1時間なので16時間。
第2問|ばね・てこ・滑車と輪軸
(1)
26cm
自然長と棒の長さの合計は110cm。ばねの伸びの合計10cmを、同じ張力での伸びの比3:2で分ける。Aは6cm伸びる。
(2)
50g
下の棒は糸から左45cm、右15cmでつり合う。150×15÷45=50。
(3)
38cm
上のばね2本で200gを支える。Aの荷重をx g相当とするとBは200−x。水平につり合うので20+3x÷20=30+2(200−x)÷20。x=120よりAの長さは38cm。
(4)
24cm
上の棒の左端を基準に、Bの上向きの力80g相当は60cm先にかかる。下向き200g相当の力までの距離は80×60÷200=24。
(5)
Y 100g、Z 75g
ばねAは3本とも伸びが同じで張力はZに等しい。輪軸の外側の張力は2Z/3。棒全体で上向き2Zと下向き100+2Z/3がつり合いZ=75。Yは50g相当の張力2本で支える。
(6)
20cm
右端の50g相当の力は左端から60cm先。支点の上向きの力は150g相当なので50×60÷150=20。
第3問|重そうと原料の利用効率
(1)
イ
炭酸水素ナトリウムが重そう。
(2)
エ
胃酸に含まれる塩酸と重そうが反応する。
(3)
75%
製品180gを初めの原料240gで割り、100を掛ける。
(4)
①32g、②55%
ベンゼンとプロペンの質量比78:42は13:7で、反応は90%。クメンは108g、必要な酸素は108×3/10=32.4g。フェノールは(108+32.4)×3/5=84.24g。原料と酸素の合計152.4gを分母にし、途中で丸めずに計算する。
(5)
20%
操作2を先に行うと、XとYの各100gを使う。目的の形に変わる割合は50%×80%=40%。製品は40gで、40÷200×100=20%。
第4問|石灰水と水の硬度
(1)
ウ
石灰水を白くにごらせる気体は二酸化炭素。
(2)
イ
石灰水に溶けているAは水酸化カルシウム。二酸化炭素を通すと白いにごりのもとになる炭酸カルシウムBが生じる。
(3)
A ウ、G ア
水酸化カルシウム水溶液はアルカリ性。二酸化炭素が水に溶けると酸性になる。
(4)
0.63〜0.64g
25℃で水100gに溶ける量をグラフから約158〜160mgと読む。水400gでは4倍。mgをgに換算する。
(5)
①2.5mg、②2100〜2200
①水道水1L中のカルシウムは3.98×5=19.9mg。(60−2.5×19.9)÷4.1=2.5。②水1LではAが約1580〜1600mg、その54%がカルシウム。マグネシウムを含まないのでカルシウム量を2.5倍し、十の位を四捨五入する。
第5問|青木ヶ原樹海
(1)
エ
葉から水が蒸散するときに熱を奪うため、直射日光を遮る効果に加えて気温の上昇が抑えられる。
(2)
イ
資料では水場がほとんどない。カ、カワゲラ、ゲンゴロウと比べ、バッタは陸上で生活する。
(3)
エ
一年を通して緑の葉が茂ることが手掛かり。ツガやヒノキは常緑針葉樹。
(4)
ア
溶岩の上では水が浸透しやすく土が少ない。地面のコケが雨水をためる。
(5)
右側。左側と比べ、木の根を覆うほど土ができていないため。
土は岩石の風化や生物の分解によって時間をかけてできる。写真の右では根が露出している。指定語の「根」「土」を使い、30字程度でまとめる。
第6問|豆電球の回路と手回し発電
(1)
D、E、F、I
いずれも乾電池の両端につながる、豆電球1個だけの枝にある。図1と同じ電圧がかかる。
(2)
図2 0.1A、図3 0.9A、図4 0.45A
図2は直列なのでどこも0.1A。図3は0.3Aの枝が3本。図4は0.3Aの枝と、その半分の0.15Aの枝を足す。
(3)
ア
豆電球をつないで電流が流れると、ハンドルを回す手ごたえが増す。
(4)
図2。回路に流れる電流が最も小さいため。
同じ速さで回すと、豆電球3個を直列につないだ図2で電流が最も小さく、回す力も小さくなる。
第7問|柱状図と傾いた地層
(1)
ボーリング
地下に細く深い穴を掘り、岩石や地層の重なりを調べる方法。
(2)
エ
ビカリアは新生代の示準化石。岩石が堆積した時代を知る手掛かりになる。
(3)
2mm以上
れき岩のれきと砂岩の砂は粒の大きさで区別する。
(4)
E ウ、P エ
EとCは同じ東西線上で地層の標高は等しい。Eの地表は10m低いため、Cの柱状図の深さ10mから読み直す。PはAの10m北にあり、地層は45度の傾きで10m低い。地表は20m低いため、地表から見た地層の境界は10m浅くなる。
(5)
F
QはBの20m南なので同じ地層が20m高い。Qの標高から20m引いた地点を東西線上で探すと、標高0mのFに対応する。
(6)
3回
AとCの柱状図を標高でそろえる。Aの下側とCの上側の凝灰岩は同じ層で、残る2層は高さが異なる。合計3層から少なくとも3回と分かる。
解き直しの進め方
資料では読み取った値と判断を分け、地層では地表からの深さと標高を区別しましょう。
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