2022年2月10日
高校受験に向けた数学の勉強の仕方を紹介します。数学は基礎をしっかりと作り、発展問題に太刀打ちできるような数学的思考を育てることが受験で求められます。そのためには比較的早めにカリキュラムを完了して基礎を定着させ、それを応用問題に活かすためにより多くの問題に触れることが重要です。
数学の勉強の仕方~カリキュラム~
早くからの準備が合格のカギ
高校受験用の数学のカリキュラム(中学で習う必要がある内容)をできるだけ早く終わらせることが合格のカギになります。公立受験は大体3月に行われることが多いですが、私立受験は1月から始まります。つまり、ほとんどの人が滑り止めとして私立高校を受けると思うので、1月には試験問題が解ける状態になっている必要があるのです。しかし、公立中学の授業通りにカリキュラムを進めていると、全て終わるのが早くて2月になるので、受験には到底間に合いません。中学校の授業のペースに合わせるのではなく、できる限り早くカリキュラムを終わらせて、問題演習にための時間を確保しましょう。中学2年生の秋頃に完了させ、それ以降は演習に取り組めるのが理想です。
そのためにはどうしたらいいの?
中学校の授業よりも早くカリキュラムを進めるといっても、何をすればいいのでしょうか。まず初めにすることは、使用するテキストの購入です。使用するテキストは、学校で配布される教科書ではなく、学習塾が出版しているものや、市販のワーク、ドリルの方が好ましいです。特に私立受験をする人にとって、受験に向けた問題への取り組み方やヒントが紹介されていることがあるからです。公立高校を目指す人や、内申点を上げて推薦での進学を目指す人は、学校で配布される教科書を独自に予習するのでも良いと思います。また、学習塾を活用するのも良いでしょう。学習塾では、学校と同様にプロの教師が授業を行うので、自習よりも比較的苦戦なくカリキュラムを進められます。学習塾の授業で「予習」、学校の授業で「復習」ができる形が自然と出来上がります。忙しい中学校生活だからこそ、学習塾の活用も検討してみてください。
数学の勉強の仕方~たくさんの問題に触れる~
アウトプットが重要!
基礎をしっかり学んだ後はできるだけ多くの応用問題に挑戦しましょう。手に入れた武器(基礎)を実践(応用)でどれほど活かせるか試してみましょう。多くの応用問題に触れることで、様々な問題のパターンや解法を知ることができ、解ける問題の幅が広がります。受験当日にどのような問題が出題されても、一度手を付けたことがあるパターンだとわかっていれば、焦ってパニックになるのを防ぐことができます。学習塾のテキストや市販のワークやドリルを利用し、できるだけ多くの応用問題や発展問題に出会いましょう。更に、毎日の反復練習によって計算のスピードを上げられれば、試験でより多くの問題を解き進められます。できる限り多くの問題に出会い、解くことが重要なのです。
過去問題の活用
応用問題を解き続け、基礎の抜けなどを潰したらいよいよ志望校の過去問への挑戦が始まります。大体中学3年生の夏頃から過去問に取り組めるとベストです。志望する全ての高校の過去問はもちろん、できたら志望校より少しレベルの高い高校の問題も解いてみましょう。「わからない」問題は新しい解き方への扉です。知っている問題のパターンは多いに越したことはありません。早くからしっかりと準備をしていれば実際の過去問を解く時間も確保できるので、十分に受験に向けた対策ができます。過去問は絶対に確保して、解き直しまでしっかり行いましょう。
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