【予習シリーズ5年上 第16・17回】国語攻略ガイド

2026年8月21日

予習シリーズ国語5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第16・17回 随筆文③④ 文と文の関係③④】【進塾】

予習シリーズ国語5年上の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5上第16・17回 随筆文③④ 文と文の関係③④】

〜論説的随筆文の読み方と、因果関係・抽象具体の見分け方〜

進塾の四谷大塚の予習シリーズ対策ページにお越し頂きありがとうございます。
進塾では、四谷大塚の予習シリーズに則って学習している受験生を歓迎しております。
進塾と共に合格を目指しましょう!

1. はじめに:この記事を読んで得られるメリットと実戦力

予習シリーズ5年上第16・17回は、随筆文の読解(意見と理由①②)と、単語の学習(文と文の関係③④)がテーマです。今回の随筆文は、筆者の意見とそれを支える理由がはっきり述べられている、論説文に近い性格の文章が続きます。文と文の関係については、因果関係(だから・つまり)と、抽象・具体の関係を見分ける力が問われます。

【本記事を読むメリット】
この記事を読むことで、随筆文特有の「材料を文章のあちこちから集める」記述の書き方や、選択肢問題を文脈から絞り込む考え方が分かります。また、「だから」と「つまり」の判別方法や、抽象・具体を意識した読み方・答え方も具体的に押さえられます。

2. 第16回:随筆文③ 意見と理由①と文と文の関係③(因果関係)

◆基本問題:結論から考えて記述を組み立てる

基本問題の文章は、筆者の体験を通して「なぜ勉強しなくてはいけないのか」というテーマで話が進む随筆文です。最終的には、勉強しても必ずしも「答え」が見つかるわけではないけれど、疑問を持ち続けることが大切だ、という結論に至ります。受験国語では定番のテーマの一つで、子どもに語りかけるような文章のため比較的読みやすいのが特徴です。

✏️ 記述はいきなり一気に書こうとしない

記述問題は、前の数行をまとめる形の設問が中心です。ここまで段階的に(短い結論から考えて肉付けする形で)記述の練習を積んできていれば、そろそろ一気に書けるようになっている頃かもしれません。とはいえ、無理に一気に書こうとせず、まずは短い結論から考え、そこに言葉を足していくやり方を続けることが安全です。

◆発展問題:文脈で選択肢を絞り込む

発展問題は、筆者の体験をもとに「感謝の言葉」の良さや大切さについて書かれた文章です。あいさつが人間関係を円滑にする道具である、というテーマと同じ系統で、人と人との関係をスムーズにするための言葉の大切さを説く文章はよく出題されるテーマの一つなので、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。

🔍 前後だけで迷ったら文脈(段落)で判断する

選択肢問題は基本的に傍線部の前後だけで解けるものが多いですが、前後だけでは判断に迷う設問もあります。そのようなときは、例えば5段落目・6段落目の2つの段落全体で言いたいことは何か、というように文脈を抽象化して考えることが重要になります。前後だけで解けない設問に出会ったときは、視野を段落単位に広げてみましょう。

◆文と文の関係③:因果関係は前後を入れ替えて判断する

今回の知識単元は、文と文の関係のうち因果関係(「だから」など)です。空欄に接続語を入れる問題では、「だから」を入れるべきか「つまり」を入れるべきか迷うことがあります。このときのポイントは、前後の文をひっくり返してみることです。「だから」が入る因果関係の場合、前後を入れ替えるとおかしな意味になってしまいます(例:「雨が降ったので傘をさした」を「傘をさしたから雨が降った」に入れ替えるとおかしい)。一方、「つまり」が入る場合は、前後を入れ替えても意味が通ります。この判別方法を覚えておくと、迷ったときの決め手になります。

3. 第17回:随筆文④ 意見と理由②と文と文との関係④(抽象と具体)

◆基本問題:論説的随筆文の読み方

基本問題は、筆者の体験を通して「良い質問とは何か」ということが述べられた文章です。前回同様、随筆文でありながら論説文に近い性格を持つ文章で、筆者の意見とそれを支える理由に注目しながら読み進めればよい点は変わりません。今回に関しては設問もそれほど難しくないので、落ち着いて取り組めば十分な得点が見込めます。

◆発展問題:随筆文の記述は「材料集め」の意識で

発展問題は、障害にぶつかったときに、その問題点を指摘するのではなく「こうすれば解決できる」という解決策を考えることが大切だ、という内容の文章です。他者を注意するときは指摘だけでなく解決策とセットで伝えた方がよい、というテーマは今後も出会う可能性の高い、現代的なテーマの一つと言えます。

📋 随筆文の記述はコピペが難しい

75字程度で書く記述問題は難易度が高めです。純粋な論説文であれば、該当する段落をほぼそのまま書き写す(コピペする)形で対応できることが多いのですが、随筆文の場合はそうはいきません。言いたいことが文章のいろいろな場所に散らばっているため、例えば7段落からこの部分、5段落からこの部分、4段落からこの部分、というように、材料をあちこちから集めてくる必要があります。まずは「材料集めをするんだ」という意識を持ち、短い結論から考えて、そこに必要な材料をつなげていくとよいでしょう。

◆文と文との関係④:抽象と具体を意識する

今回の知識単元は、文と文の関係のうち抽象と具体です。試験で「これは抽象ですか、具体ですか」と直接問われることはあまりありませんが、設問を解くうえでの重要なテクニックになります。例えば、傍線部が引かれた部分が抽象的な文であれば、解答には具体的な記述を使った方がよく、逆に具体的な記述に傍線が引かれているのであれば、抽象的な部分を引っ張ってきて答えた方がよい、という判断ができるようになります。

🗂️ 「一言で言うと」を意識して抽象化する力を鍛える

抽象と具体の関係は、大きな丸の中に小さな要素が入っていくイメージで捉えると分かりやすくなります。例えば「文房具」という抽象的な丸の中に「物差し」「鉛筆」「消しゴム」といった具体的な要素が入っていく、という関係です。「心情」の中に「悲しい」「嬉しい」が入り、さらに「嬉しい」の中に「喜び」のような細かい種類が入っていく、というように何段階かに分かれることもあります。普段から「一言で言うと何か」を意識しながら文章を読む習慣をつけると、抽象化する力が自然と鍛えられ、記述問題にも役立ちます。

4. まとめ・解説動画(タイムスタンプ付き)

今回の第16・17回では、随筆文(論説的随筆文)の読み方と、因果関係・抽象具体という2つの文と文の関係を学びました。随筆文の記述問題は、論説文のようにそのまま書き写せないことが多いため、文章のあちこちから材料を集めてつなげる意識が大切です。因果関係は前後を入れ替えて意味が通るかどうかで、抽象・具体は「一言で言うと何か」を意識することで、それぞれ判別する力が身につきます。

📺 動画インデックス:各回の解説へ直行

以下の「▶ 再生開始」ボタンをクリックすると、それぞれの回の国語の解説が始まる秒数から直接再生されます。お子様の復習や、家庭学習での親御様の確認にぜひご活用ください。

学習回主なテーマ解説を再生する
第16回 随筆文③(意見と理由①)・文と文の関係③ ▶ 再生開始 (7:32〜)
第17回 随筆文④(意見と理由②)・文と文との関係④ ▶ 再生開始 (7:02〜)

※YouTubeアプリまたはブラウザが起動し、指定の時間からご視聴いただけます。

赤羽で学習塾をお探しなら

会社名
進塾
住所
〒115-0055 東京都北区赤羽西1‐39‐1伊藤ビル3階
電話番号
03-5924-7747
URL
http://susumujuku.com