2019年4月29日
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◇第一志望に現役合格するということの意味
みなさん、こんにちは。大学受験部責任者の土方裕典です。今回は大学受験の総志願者数ってご存知でしょうか?大学入試センターが公表している平成31年度における大学受験総志願者数は576,830人となっています。では、そのうち現役の高校生が第一志望大学に現役合格できる割合は何%くらいだと思いますか?私が現役の頃に予備校で受けたガイダンスでは、全体の約3%未満と教わりました。特に私が志していた早慶文系では約1.1%未満であると伝えられ、どれだけ難しいことに挑戦しようとしているかを、これ見よがしに説かれたことを今でも鮮明に覚えています。つまり、第一志望大学に現役合格することのできる人間は限りなく少なく、また努力を怠らなかったといえるでしょう。このことを認識したうえで大学受験に臨んでいる受験生がどれだけいるでしょうか。これは塾に携わる者として受験生全員に伝えたいですが、浪人生を除いて、ほとんどの高校生はこれを知らずに日々を過ごしてしまっています。
◇備えあれば憂いなし~備えとは学力ではない~
これだけ少ない数字が出ていることを認識するならば、日常的に大学受験に現役合格することを目標として、想定していくことが最も有効といえるでしょう。しかし、一般的な中高一貫校では、高校生になって突然受験レベルの内容にカリキュラム切り替え、勉強の進捗も管理もいきなり生徒個人に任せるようになります。これってかなり危険だと思いませんか?何も意識していなかった生徒にいきなり、大学受験を意識しろというのは酷な話ではありませんか。ですが、これが一般的なことはやむをえないでしょう。私が言いたいことは、端的に勉強ができるようになるというより、早くから日常的な個人の学習管理能力を向上させてく必要があるということです。学力に関しては、正直後からでもついてきますが、この管理能力に関しては習慣であり、絶対的にすぐ身に着けられるものでじゃありません。では、どうするか?だからこそ、塾があるのです。早くから塾で備えるべきは、習慣を作らせることです。現役合格を勝ち取る生徒はみな、この習慣を先手必勝で体得している子たちです。
◇習慣が定着すれば
塾での勉強は、個人個人で進度も難易度も違ってきますが、共通していえることとして、学習の質は同じく高くしていくことにあります。質とは、理解度であり、考える力のことを指します。自分で問題を考えることや、自分の目標に対して、学習計画を立てることができるということは、今後の自分のシラバスを理解している。つまり、成績があがる自分を作ることができていることを指します。中高一貫校に通う中学生は早くからこのことを意識して過ごしていくべきです。高校生は、これができていないとまずいということ認識してください現役合格を勝ち取るためにも是非自己管理能力を向上させていきましょう。
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