【大学受験英語】英文読解(Reading)の基礎

2019年4月24日

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◇英文読解(Reading)は努力次第

みなさん、こんにちは。大学受験部責任者の土方裕典です。今日は英語を学習するうえで、最もウェイトを占める英文読解に関するコラムになります。日本の英語教育は近年のグローバル化に影響され、英文読解(Reading)だけでなく、リスニング(Listening)、英会話(Speaking)、英作文(Writing)までも取り入れた「発信型」英語教育に切り替わりつつあります。しかし、大学受験の入試問題において最も配点が高いのは、依然として英文読解(Reading)になります。それはなぜでしょうか?これは私の見解になりますが、それは最も学習量と経験値で得点に差がつきやすいからだと思います。実は私自身、これだけ大学受験の英語について語っていますが、本をただせば英語は苦手教科だったんです。それは今思い返せば、理解度の高くなる学習をせず、英単語、英文法ともにただ何となく自己満足で単元をこなしていたにすぎないからです。そのため、英文読解(Reading)なんてできるわけもなく、「英語の点数が低い、苦手だ。勉強したくない。」という典型的なダメ生徒でした。そんな私が本当の意味で英語の高い理解度のある学習し、結果が残せるようになったきっかけこそ、語彙力の定着、英文法問題への実践力の向上でした。そしてその吸収したスキルをもって英文読解法の確立をし、高校2年生だったとはいえ、3か月間で大幅に成績を上げることに成功しました。当時何を意識し、どのような学習をしたのかをヒントに、是非とも日常でトライしてもらいたい学習をご紹介したいと思います。

◇変な読み方をしないこと~英文読解の基本は5文型~

先ほど述べた通り、語彙力の定着と英文法の理解も必要ですが、英文読解に関して最も重要なのは5文型を理解することです。みなさんは意識したことないかもしれないですが英語の文の種類は基本5種類しかありません。長い単語数の英文は、一見複雑に見えますが、従属節(接続詞や分詞構文で作られるような副詞節)と主節(主語と動詞からなる1つの英文の根幹)から構成されているだけです。それを見抜く眼さえ持つことができれば、英文読解はとてもシンプルなものになります。だからこそ英語学習で最初に学ぶべきは5文型です。これがわからないで英文を読むことなんてできるわけがないにもかかわらず、学習も理解もせずに挑む方がいらっしゃいます。さて、本末転倒も甚だしいとは思いませんか?だからこそ、毎日毎日読んだことのある英文を、教わった読み方で繰り返し読解していく精読こそ大学受験の英文読解(Reading)の最も基本になります。読んだことがある文章が完全に読めずして大学受験入試の複雑な英文が読めるわけありません。日常から徹底的に5文型を意識した読解法を確立すれば、正直大学受験レベルの英語は簡単に思えてくるはずです。私自身も努力の結果そうなりましたし、特別なことをしたわけではありません。

◇アウトプットも大切

さて、このステップを踏んだうえで、してほしいことがあります。それは演習です。これは問題を解くのではなく、英文を読み解いていく練習をすることです。よく勉強をしたけど、模試の点数があがりませんという人がいますが、練習をしていないのに本番で成果が出ないのは運動と同じです。いつもしていることを、新しい英文を読んだときにも実践できて始めて、読解法は身に付き、確立されていきます。だからこそ、英語の授業は予習してから臨むことを強く主張したいです。周りと差をつけるためにも日常から予復習のサイクルと学習したことの定着を徹底的に心がけましょう。今回は英文読解確立のための基礎をコラムとしましたが、また時期が経ちましたら、赤本演習などの応用編も掲載していきたいと思います。

◇5文型の基礎プリント

これは進塾の英語の体験授業で実際に使っている講義用のレジュメになります。学生のみんなだけでなく、親御様も是非体験していただきたいと思いますので、よろしければ塾までお問合せ下さい。
英語体験講座用5文型⓪【中高一貫コース】

記事カテゴリ: コラム大学受験コラム

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