2019年4月17日
肝心なのはスタートダッシュ
新学期も始まり、早1ヶ月が経ちました。新しいクラスになったり、部活動では後輩が入部してきて、先輩になったりと環境が変わったことにようやく慣れてきたのではないでしょうか?授業も本格的にスタートし、新しい分野に日々触れていることと思います。たとえば、中高一貫校に通う中3生の数学は、中学校の学習範囲を終え、高校の数学Ⅰ・Aに進んでいたりと、これまでにないハイレベルな分野に戸惑っている方もいるのではないでしょうか?新学年が始まったばかりのこの時期ですが、約1ヶ月後には中間試験を控えていることを考えるとそうそううかうかはしていられないのも事実です。しかし、ここで流れに乗ることは非常に大事です。運動系の部活動ではレギュラーを取るためのポジション争いがあるように、学業でも、最初の校内順位という目に見える結果が出てきます。どんなことも最初が肝心なのは部活も学業も同じです。いい結果をどちらも取り、スタートダッシュを成功させるのに一番大切なのは「意識」です。「周りより上にいたい」と思うだけで、おのずと行動も変わってきます。部活などで疲れていたとしても、日常で復習を怠らなければ、試験前に焦ることなく学習計画を立てることもできます。まず短いですが、この1ヶ月、しっかり目標を持って過ごしてみてはいかがですか?これは長期ビジョンを達成するための初歩にもなるはずですから。
外も「意識」しておくこと~学内成績だけでなく広い視野を~
私学の中高一貫校では学内考査以外にも外部の実力テストを受験することになります。そこでは学内だけでなく、全国での順位・偏差値がでます。学内考査が重要と考えるのも正しいとは思いますが、ここではあえて視野を広く持っておくことをお勧めしたいです。なぜなら、大学受験で戦うべきは全国になるからです。「井の中の蛙、大海を知らず」とは皆さん知ってのとおりだと思いますが、実際その通りだと思います。私も実際、高校入学当初、学内の成績はトップクラスでしたが、実力テストになると上には上がいることを痛感させられたものです。早くからこのことに気づき、ライバルを意識できたからこそ、私は現役で最難関といわれる大学群に立ち向かうことができたと自負しています。
未来のために「意識」しておくべきこと
では、どうしたら特別なことをせずに、全国でも実力を発揮できるようになると思いますか?私は君たちに向けて、2点あげておきたいです。1点目は、「学習の定着度」です。これはすでに習った範囲や普段の学習をいかに蓄積させておくかです。学習したことを忘れてしまっては意味がありません。人間は忘れる生き物です。だからこそ、何気ない復習を怠らないことが重要です。2点目は「苦手科目を作らない」ことです。これも意識の問題です。どうしても得意不得意は出てきてしまうと思いますが、苦手だから勉強はしないでは元も子もありません。また、大学受験に視座を据えると、センター試験で5教科7科目が必要とされる国公立大学受験にも少なからず影響してきます。将来の進学の選択肢を増やしておくためにも、この2点を重視し、「意識」した学習を日常で試みてほしいです。
時間はあっという間
1ヵ月後を見越してこのコラムを書きましたが、本当に本番はあっという間です。私も受験勉強を振り返ると高1から高3の入試が終わるまでは、あっという間でした。些細な1ヶ月ですが、未来への先行投資となる大事な1ヶ月となります。保護者様でこれをご覧になった方はぜひお子様に伝えてあげてほしいです。また、これを見た学生の君たちは是非、今から行動してみてください。もし、何をしたらいいかわからないようでしたら、是非進塾に来てみてください。現在、新設された大学受験部ではこうしたことを徹底的にサポートしています。それではまた、次稿をお楽しみに。
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