2019年4月15日
英単語学習の落とし穴
みなさんは日常で英単語やイディオムをどのように学習し定着させていますか?実際「勉強しても覚えられない」「すぐに忘れてしまう」などといった悩みを持っている方はたくさんいると思います。それはなぜだか考えたことはありますか?それは単純に記憶に定着する前にその範囲の学習を終えてしまうからです。よく単語帳を最初から始めて一通り終えたとしても、ほとんど頭から抜け落ちてしまっていては意味がありません。たいていは自己満足して、記憶が定着していないにもかかわらず、そのまま放置してしまいます。それをしないようにするためには、学習に工夫を加える必要があります。一番危険な「ただ何となく」を避けるためにどのようにしたら良いと思いますか?
一例として~自身を振り返って~
大学受験を本気で志すようになった高2の5月までは、私自身も先ほど挙げた「ただ何となく」の受験生でした。そのため、成果が出るわけもなく、歯がゆい日々を過ごしていました。そんな私に転機も訪れたのが、当時の校舎長との面談でした。中途半端なプライドと裏付けのない自信だけを持っていた私の鼻をへし折って下さいました。そのとき約束したことが「自分の決めたこと、言ったことを必ず達成していく」ということでした。つまり、有言実行を積み重ねていくということだったのですが、当時の私の最初の目標が英単語の定着でした。そこで私がとった行動は、日々目標とノルマを立て、それを実行しきるということでした。私の英単語学習の場合、「単語を1~100まで覚える」という目標をクリアした翌日には次の100個にただ進むのではなく、「1~200まで覚える」という目標を設定し、既習した範囲を徹底的に記憶に定着させるように努めました。このサンドイッチ方式、1周目は辛いかもしれませんが、無駄なく効率的に英語を学習するための大きな一歩になりました。一つの転機をきっかけに、語彙力はメキメキ伸びていき、本当意味で勉強し始めて3か月で1500語レベルだった単語力が4000語レベルまで到達していました。それをずっと継続し、毎日毎日の積み重ねで単語帳は難関レベルの物も含めて4冊を制覇しました。そのため大学受験(センター試験)レベルに必要とされる4000語レベルの英単語力を優に凌ぐ6000語レベルの英単語力を受験生の頃に身に着けることもできました。
勉強法の確立と、大学受験以降も大切となるスキル
大学受験において決められた範囲を限定した時間で学習する能力はマストになります。何気ないことかもしれませんが、特に英単語学習の1周目はなかなかハードに感じるかもしれませんが、我慢してでもやった者勝ちだと思います。たとえば、「青ペンでノート一面に書く」ことや「友達と口頭テストしあう」などして早めにクリアすることができれば、周りと差をつけることもできると思います。これは文理問わず大学受験の選択科目にも通用することです。一度勉強すると決めた「集中」と大学受験のような長期の目標へと向かうための「継続」をあなたなりにし始めてみませんか?それをいつはじめるか、それはあなた次第ですが、思い切って「今」にしてみませんか?
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