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英語が分からない苦しみと原因と解決法~受験英語コラム1~

2021年11月10日

英語が分からない苦しみと原因とは?


英語(1)わからない苦しみと原因
中学英語が簡単なんて誰が言ったのか。
単語も知らないものばかりなら文法なんて意味不明、そもそもアルファベットで書かれている時点で全く頭に入ってこない。聞いてもフニャフニャしていてはっきり聞こえないし、ましてや喋るなんて…。

英語の成績が悪すぎてもう何が何だか分からないという状況に陥っている人は、少なからず同感していただけるのではないでしょうか。私自身がそうであったように、ここまでくると絶望に打ちひしがれていて、そこに「勉強しなさい」なんて言われた日にはもう居直ってしまうしかなくなってしまう。「日本でなら英語を話さなくても生きていける」とか言い出したり。

原因は人それぞれですが、まず先に言っておきたいこととして、中学英語は決して簡単では無いということがあります。「中学英語で十分英会話ができる」という言葉をよく耳にしませんか? これって、裏を返せばたったの中学3年間で英語の大切な部分を学ばないといけないということですよね。だとしたら、入学後すぐに英語で挫折してしまうのって珍しいことではないんじゃないでしょうか。しかも、小学校で習った文法用語とは体系も違えば用語も違う(形容動詞や助詞、連体形…等、英語には存在しませんよね)わけですし、ローマ字読みとは全く違う発音を強いられるんですから混乱しない方が不思議なぐらいです。

「できない自分が悪い」んじゃない。
ちょっと愚痴みたいになってしまいましたが、私自身の経験では本当にこんな気持ちでした。そんな自分でも最初の方は英語の授業を楽しみにしていました。映画の中でアメリカ人がペラペラ話している英語が身につけられるなんて、中学生ってほんと大人だな、なんて思っていました。最初はappleとかdogなんて知っている単語ばかりだったし、他の授業よりもリラックスした雰囲気で実際に楽しかったわけです。

ところが、なんだかルールが次から次へと出てくる、なんか覚えにくい単語が何回も出てくる(名詞と違って動詞や副詞は想像しづらいですよね)、人に質問する時に順番を入れ替えたりしないといけないけどいろんなやり方があるらしい…と、既に中1の夏休み前には楽しさなんて雲散霧消していました。

かなり脱線しましたが、もし同じような悩みを抱えている生徒さんには是非このことを知っておいて欲しいのですが、それは君が悪いのでは無くて、回数が足りないんです。もっと正確に言うと、下の公式を知らないからなんです。

回数✕正しいやり方=できる

「英語が分からない」の解決法1:英語学習に一番必要なのは口。

「英語が分からない」の解決法1:英語学習に一番必要なのは口。
九九のことを思い出してみよう。
回数✕正しいやり方=できる

回数を重ねることは努力としてもわかりやすいと思います。また、正しいやり方も学校でちゃんと先生が教えてくれている。じゃ、なぜできないのか、と思いますよね。そう、回数が圧倒的に足りないわけです。数回じゃダメなんです。算数の九九を思い出してみてください。何回暗唱しましたか? 数え切れないほど口にしませんでしたか? そして、ちゃんとした九九の内容を諳んじたことでしょう。「にはちじゅうご」なんて間違って覚えたりしてませんよね。

手は使わず、口を使う。
私は学習における成功体験としては、九九の暗唱は示唆的で非常に大きな意味を持つものだと考えています。何度も口にすることで一生忘れない記憶状態を作り出すわけですから、こんなにシンプルで確実な方法を活かさない手は無いわけです。そう、そのまま英語や他の教科にも応用ができるはずなんです。

一方、「私は書いて覚えるタイプです」という人もいるでしょう。でも、ちょっとそれはおすすめしづらいんです。もちろん、効果が無いとは思いませんがあまりにも時間がかかり過ぎます。birdという単語を300回書くのと300回発音するのはどっちが速いかは火を見るより明らかです。また、英語は日本語と発音が違うわけですから書くだけでは不十分だってこともわかりますよね。

書かずに口を動かすことで節約できた時間は睡眠や他の科目に充てればいいし、気分転換に遊んだりyoutubeを楽しんだりしてもいいと思います。

「英語が分からない」の解決法2:英語をスポーツとして捉える


「英語が分からない」の解決法2:英語をスポーツとして捉える
「暗記=できる」?
暗記という言葉につめこみ教育の弊害のみを感じる方も少なく無いと思いますが、学習にはある程度の暗記作業は不可欠だと考えています。それはピアノ等の楽器演奏でも、野球のように複雑なルールを持つスポーツでも同様です。基礎となる段階では避けて通れない通過儀礼のようなもので、その中には理論立てて説明を受けると理解し易いものもあればそうでないものもあるわけです。
後者のように、覚えにくい事を身につけるためには前述の「正しいやり方✕回数」が役に立つのではないかと思います。バットやラケットの素振りは、理論や後述説明だけではカバーできないことを自ら学ぶ方法ですが、英語でも実践できるのではないでしょうか。
“Hello”を和訳しますか?(しませんよね?)
また、回数をこなすことで得られる副産物として反射があります。数百回触れた事柄や言葉はほとんど無意識的に引き出されます。自宅の住所や電話番号はすぐに思い出せるでしょうし、Helloなんて和訳しなくても意味がわかりますよね。つまり、何回も何回も同じ事を繰り返すと脳が自動的に答えてくれるわけです。まるで日本語を聞いているかのように。

「英語が分からない」の解決法3:英語学習に近道はあるのか?


「英語が分からない」の解決法3:英語学習に近道はあるのか?
長い近道なら有るのかもしれない。
回数をこなすという意味では長く、また、回数さえこなせばという意味ではそのシンプルさ故に近いとも言えるかもしれません。語学に継続は必須といいます。ここには書きませんでしたが、記憶定着のために必要な「覚える→忘れる→覚える→忘れる」の繰り返しが欠かせないからというのも有りそうです。その間に経験することとしては「こんなに努力してもなぜ覚えられないんだ」という徒労感と、それによって努力する意志をへし折られてしまうことが非常に厄介なんですが、そんな落ち込んだ気持ちを払拭し伴走するのが講師の役目なのではないかと考えています。
ティーチングとコーチング
講師の役目としてはティーチングとコーチングの両方が有りますが、もう一つ、カウンセリングもできる限り対応したいと考えています。特に、英語を苦手とする生徒さんやその親御さんは何をすればいいのかわからずに混乱していることが多いのですが、じっくりお話をうかがってみること自体にも価値があります。担任の先生が英語担当でも無い限り、学校ではなかなか相談する機会が無いはずですから塾をこういう形で活用することをおすすめします。

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