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予習シリーズ国語5年下の進め方【四谷大塚の予習シリーズ5下第11~14回】

2022年12月5日

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予習シリーズ5年下第11回国語 随筆文(5) 文節と文節の関係①

基本問題のポイント
筆者の具体的な体験が多く、セリフなども多いです。こういうのをいわゆる「物語文的随筆文」といったりします。とはいってもその区分けは特に重要ではありません。随筆文ですから、「筆者の意見や感想」を丁寧に拾っていきましょう。とはいっても今回は明確な筆者の意見が記述されているわけではありません。なんとなくいうのであれば、「戦争は罪のない子どもたちを不幸にするものであるからだめである」というところでしょうか。こういう文体もありますから、こういう場合は無理に筆者の意見を考える必要はありません。設問に必要であれば考えましょう。設問は基本的なものばかりですが、問六が少しわかりにくいでしょうか。気持ちを答える問題なので、「きっかけ→心情」の公式通りに整理してみましょう。おそらくは「かわいそう」という心情の言葉が出てくると思いますが、苦手ならばそこでストップ。もうひとふんばりしたいなら、「かわいそうだから何?」と問いかけるとドンピシャの心情語が出てくるでしょう。
発展問題のポイント
こちらも筆者の具体的な体験が多く「物語的随筆文」というものです。こちらも筆者の明確な意見があるわけではありませんので、一読したら設問ベースで考えていけばよいかと思います。強いて言えば「人を信頼することの大切さと、軽率な行為はやめるべきだ」くらいでしょうか。設問は記述も含めて基本問題より簡単に感じる受験生も多いかと思います。問七が該当箇所が一か所にまとまっているわけではないので書きにくいかもしれませんが、「反省=悪いことをした」ですから、「筆者がした悪いことは何か?」と考えるとすっと出てくるかと思います。
文節と文節の関係①のポイント
主語と述語と修飾語が学習対象ですね。記述の際に文の要点を書くという観点では大事なところです。重文や複文などは、たしかに模試ではよく見かけるところですので、模試で出題された場合にどうしても落としたくないという場合は抑えておいた方が良いと思います。実際の入試に出るかでないかでいえ学校によりますが、多くの学校で出題はされません。
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予習シリーズ5年下国語第12回 随筆文(6) 文節と文節の関係②


予習シリーズ5年下国語第12回 随筆文(6) 文節と文節の関係②
基本問題のポイント
随筆文は事実と筆者の意見や感想を分けて読むのが基本とされています。当然、筆者の意見や感想の方が問題を解く上では大事ですから、そちらを優先的に把握すべきでしょう。今回はいわゆる「論説的随筆文」というものです。つまり、どちらかと言えば論説文に文体が近いということです。テーマとしては「言葉による区別があること=差異がわかる」ということです。日本語は言葉による区別が細かいですから、日本語は素晴らししという論旨につながる場合もあります。設問は基本的なものばかりですから解きやすいかと思います。記述が一問ありますが、今回はなんなく解けるでしょう。ただ、50字ですからいきなり書けないようであれば、箇条書きメモから考えると良いでしょう。
発展問題のポイント
今回も「論説的随筆文」と呼ばれるものです。筆者の意見としては「グレーゾーン=必ずしも悪いものではない」ということです。理由は「グレーゾーンがある=悩み考えている人だから」となっています。要旨としてはこれがつかめていれば良いでそう。これを説明するための具体的な体験の記述が長いのが随筆文というだけの話です。設問では問六がわかりにくいかと思います。指定が「タンブンによって~」から書き始めろとあります。思考方法としては「タンブンによって何がどうなる?」と力強く考えて、本文を読んでみましょう。これで68行目にピンとくればOKです。この「力強く考える」というのがコツです。受験生はどうしても「なんとなく」読んでしまいがちです。だから、解答にたどりつかないのですが、これを改善する方法は「力強く思う」ということです。
文節と文節の関係②のポイント
前回とは違いこれといった明確にわかりやすい学習内容ではありません。まあ、読解に必要なことと言えば必要ですが、この部分だけでマスターできるということではありませんから、宿題として出されているなら宿題と割り切って解けば良い単元だと思います。

予習シリーズ5年下国語第13回 物語・小説(10) 文と文の関係①


予習シリーズ5年下国語第13回 物語・小説(10) 文と文の関係①
基本問題のポイント
少し長いですね。子グマが主人公ですね。いわゆるファンタジーというものです。だからといって解き方も読み方も変わるものではありませんので、特に意識する必要はありません。ただ、今回は「主題」が学習テーマになっていますので、そこは捉えた方がよいでしょう。主題とは「作者が作品を通して伝えたいこと」ですが、この話から考えると主題は「いずれは死んでしまうけど、生きているということは素晴らしい」ということでしょう。問八がこれに関連しますが、もちろんもっと具体的に「何が当たり前なのか?」を明らかにして書いた方が良いでしょう。
発展問題のポイント
昔、麻布中学で出題されたものです(もちろん、設問は異なりますが)。ハゲタカのヒナがハイエナとの話を通してハゲタカとしての誇りを取り戻す?学ぶ?いくという流れです。最後はそれを教えてくれたハイエナは亡くなってしまいますがお約束の流れと言えばお約束の流れでしょう。主題も「生き物にはそれぞれの誇りや役割があるのだ」ということでしょうか。設問は多いですが、多いということはそれだけ誘導が多いということでもありますので取り組みやすいのではないかと思います。とはいえ問九は字数も多いので解きにくいでしょう。心情問題なので基本は「きっかけ→心情」を使いますが、この場合はそう単純にはいかなそうです。どちらかと言えば、それぞれの心情に対して「心情」から考えた方がよいかもしれません。それでも例えば1番なんかは最初は「嫌な気持ち」などと幅広い言葉で返ってくるかと思います。ただ出発点はそれでよいのです。「何が嫌なの?なぜ?嫌なの?」とさらに深堀りしていけば書くべき内容が次々と出てくるはずです。最初はあいまいでも、「なぜ?何が?」と深堀するのが書く内容を思いつくコツです。
文と文の関係①のポイント
接続語をいれる練習ですね。理想的なのは「考えなくてもわかる」ことですから、それを目指すべきなのですが、時として迷うこともあるかと思います。接続語は記号で考えることも可能です。例えば、逆説なら「⇔」、まとめや要約なら「=」という具合です。迷った場合は記号で考えるのも良いでしょう。ちなみに。「だから」と「つまり」の違いがわからない受験生は意外と多いのですが、迷った場合は前後を逆にしてみると良いです。明らかにおかしいなら、そこには「だから」が入ります。

予習シリーズ5年下国語第14回 説明文・論説文(9) 文と文の関係②


予習シリーズ5年下国語第14回 説明文・論説文(9) 文と文の関係②
基本問題のポイント
今回は論説文です。話題は「生物多様性」ですね。最近はこの手のテーマは出題されやすいですからおおまかな内容は覚えておくと良いでしょう。論説文なので筆者の主張が大事になりますが、生物多様性がテーマなら間違いなく「生物多様性は大事だ」です。こういうおきまりは覚えておかないといけません。根拠は「生物多様背があるとプラスだから(もしくはマイナスだから)」と考えて、本文から引っ張ってくるとわかりやすいです。このように「〇〇が大事だ(重要だ)」という主張の場合の理由や根拠は「プラスかマイナスか」しかないわけですから、単純化して考えると頭がすっきりと整理されると思います。設問は今回に関しては記述問題も含めてどれも解きやすいかと思います。
発展問題のポイント
今回も論悦文です。ですから「筆者の主張」をつかまえなければいけないわけですが、今回は「並存性が大切だ」ですね。もちろん、その根拠は「並存性があることによって〇〇がプラスだから(〇〇がマイナスだから)」と考えればよいです。基本問題もそうでしたが、今回のようなベタな論説文は実は「簡単」なわけです。受験生は嫌がりますが、こういう感覚に慣れると「簡単だ」と思えてくるので、ぜひこの思考パターンは身に着けて下さい。設問では問五が見慣れない問いかと思います。こういう思考系の出題はちらほら増えているといえば増えていますのでこれを機に慣れておくと良いでしょう。傍線部だけで解くのではなく、「がまんしなければならないことが多くなる」と直後にありますから、これを元にしっかりと考えましょう。
文と文との関係②のポイント
今回も接続語関係ですね。接続語の注意点は前回に申し上げた通りです。今回は文章の並び替え問題があります。これは模試などではよく見かけます。入試問題でもちらほらとは見かける程度ですが、思考系の設問が増えてきているので今後は増えるかもしれません。「こうすれば解ける!」という解法はありませんが、情報の構造(つまりキーワードのつながり)で解くと小学生にはわかりやすいかと思います。例えば、段落の最後の文に「多様性」という言葉が初めて出てきたら、次の段落では「多様性の説明」が来るというような感じです。

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